
バックパッカーには有名な伝説的な宿泊施設である。
正確にはゲストハウスが入っているビルの名前で、
ビル全体がホテルになっているわけではない。

いかさま賭博で金を巻き上げられた場所である。
![]() | 深夜特急〈1〉 香港・マカオ (新潮文庫) |
沢木 耕太郎 | |
新潮社 |
九龍の尖沙咀(ネイザン・ロード)にある。
熱烈な沢木ファンではないが小説の舞台となった・・・
と言う事で見てみたかった。
道路から見るとこんな感じ。

香港はインド人が多いのだが、この周辺は特に多い。
そしてこのビルだけ、やけに胡散臭い。


中に入って見ると貴金属店や両替商、インド料理屋、
洋服屋、電気屋などが入っていた。
その雰囲気は・・・・まさにインドだった。
ビル自体古い事もあって清潔感は全くない。

日本の銀座みたいな場所がある。
そのど真ん中の地下にあるパリカ・バザールの雰囲気そのままだった。
銀座のど真ん中にも関わらず地下だからか、
薄暗い不健全な雰囲気の所だ。上野のアメ横が地下にあるような感じかな。
インチキなDVDやガラクタのようなチープな土産物を売ってる店が、
所狭しとひしめいているのだが、それを彷彿させた。
2ケ所あるエレベーターを利用して上階に上がると、
そこのマンションの一角が安いゲストハウスになっているのだ。
宿泊するつもりもなかったし、見なくてもだいたい想像がつくので、
上がって見なかったけれど・・・・。
