WBO・AP Sバンタム級王者 元IBF S・バンタム級王者
中嶋 一輝(大橋) TJ・ドヘニー(アイルランド)
14勝(12KO)1敗1分 23勝(17KO)4敗
9月に井上尚哉選手に負けたドヘニー選手の試合の動画を見つけた。
2023年6月29日の時点ではWBO・APスーパーバンタム級の5位。
強打のサウスポー同志の対決。
写真右側:黒色のトランクスが中嶋選手。
写真左側:青色のトランクスがドヘニー選手。
1ラウンド:距離の探り合い。ドヘニー選手が右ジャブを突きながら前進。
中嶋選手のワンツー、左ストレート。ドヘニー選手がフェイントをかけ
前進してワンツー、右ジャブを上下に打ち分け、外側から左フック。
(中嶋選手:9-10:ドヘニー選手)
2ラウンド:ドヘニー選手は右ジャブから前進、中嶋選手も右ジャブを
出すが、ドヘニー選手が左フックを振り前に出る。中嶋選手の右ジャブに、
ドヘニー選手フェイントをかけて前進。中嶋選手のワンツー、
ドヘニー選手は左フック、右ジャブから左フック。
(中嶋選手:9-10:ドヘニー選手)
3ラウンド:ドヘニー選手が右ジャブでプレッシャーをかけて前進。
中嶋選手の左フック、右フックヒット。ドヘニー選手が右ジャブを
上下に打ち分けて前進。
(中嶋選手:10-9:ドヘニー選手)
4ラウンド:右ジャブを出して前進するドヘニー選手が左フックを上下に打ち、
ロープに詰める。ワンツー、左フックを上下に、左フック、右アッパー、
左右フックが当たり中嶋選手がダウン。なんとか立ち上がった中嶋選手を
ロープに追い詰め左右フックを浴びせ2度目のダウンを奪う。
2分32秒、ドヘニー選手がTKOで勝った。
強打の中嶋選手を細かい右ジャブから追いつめ、
回転力のある連打で倒したドヘニー選手。
3月の行われたこの試合の前でオーストラリアのサム・グッドマン選手に
3-0の判定で敗れてはいるが流石は元世界チャンピオン、
貫録を見せた試合だった。
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