本日の日曜インタビューは、「八丈ビューホテル」 直営の
「本格焼酎バー・スマイル」 店長の前崎隆さん(三根在住)です。
わたしはこちらのバーは一度利用したことがあるだけですが、
島の焼酎や青ヶ島の青酎を飲み比べできる焼酎バーが島内にあるのは、
観光のお客様向けに、とってもいいな~と思ってました。
今日は、注目の焼酎バーのマスターにインタビューです!
前崎隆(まえさきたかし)さん 昭和45(1970)年9月20日生まれ 39歳
●前崎さんは「スマイル」に勤務されて何年ですか?
3年です。
●わたしは以前からこちらの焼酎バーに注目してたんですが、
島の焼酎をメインに、他にはどんな焼酎を置いてるんですか?
島のすべての焼酎と伊豆七島の焼酎を置いてあります。
伊豆七島の焼酎はほとんど揃えていて、たぶんそんなお店は他にはないと思いますよ。
八丈島の焼酎は、すでに造られてない幻の焼酎も2~3あります。
●いま、お客様には何が一番出てますか?
「黄八丈」です。こちらの蔵元さんがもう廃業してしまうので、
「次来たときにはもう飲めないかもしれませんよ」と、やはりおすすめしますので。
来年の今頃は、もう飲めないかもしれないです。
●こちらはボトルキープはなくて、ショットだけですか?
ボトルはなくて、2合、1合ですね。2合は、小さな樽でお出しします。
●いま、忘年会シーズンで、あさぬまの掲示コーナーにもこちらのチラシが
貼られてありましたが、こちらはだいたいどの位の予算で飲めるんですか?
どの位飲むかによりますが、チャージが500円で、グラスが平均600円です。
2合入りがだいたい1800円位で、充分5~6杯はとれるのでお得です。
3000円もあれば余裕で酔えると思いますよ。(笑)
●こちらのお店は、どんなお客さんが多いんですか?
完全に観光客です。9割5分が観光のお客様です。
●では、ビューのお客様が下りてきて飲まれるということ?
圧倒的にそうです。島の方は限られた方ですね。
島の方とあまり会いたくない方がお見えになりますね。
●…お忍びだね?(笑)
そうですね。(笑)面倒くさくないというメリットだと思います。
島の方は、完全に固定客のお客様です。
●営業時間は?
7時~ラストオーダーが11時半で、12時閉店です。
●いまは、お客さんの入りはどうですか?
先月は団体のお客様が入ってましたけど、今月に入ってからは少し厳しいですね。
●そうか、島内の一般のお店は12月が忙しくなるけど、
ホテル内のお店は、そういうお店とは違うんですね?
そうなんですよ。だから、ゆっくり飲めると思います。
年末年始のお客様はご家族連れなので、ほとんど下りてきませんし。
●あ~お客様の層がね、年末年始は違うんですね?
では、ここは、年末年始は穴場ですね。
そうですね。ゆっくり飲まれたい方はいいと思いますよ。
●おつまみのおすすめは何ですか?
「クサヤ三島味くらべ」は、大島・新島・八丈島のクサヤを少しずつお出しします。
●あ!それはいいですね!面白いです!
八丈島と伊豆七島の焼酎専門バー スマイル店内 八丈ビューホテルB1
●前崎さんの出身はどちら?島に来る前はどちらにいらしたんですか?
出身は奄美大島です。
高校を卒業して、全国チェーンの某スーパーに就職しました。
最初に着任したのは栃木です。その後、埼玉、東京、本社勤務を経て、
最後は東京のお店の店長をしてました。
●八丈島へ移住されたのはいつ頃ですか?
ちょうど4年前ですね。
●そのきっかけは?「スマイル」?
いや、5年前に嫁と八丈に旅行に来て、そのときはまだ勤めてたんですけど、
お土産で明日葉のお茶を買っていったんですよ。
それで、身体にいいということで、しばらく続けてたんですけど、
なくなったときに、どうも購入方法がなかった。
ネットで検索しても1こか2こヒットするかしないかで、
当時は東京のお店で店長をやってたので近辺を探してみたけどなかった。
わたしはスーパー業界に長かったので、本社もバイヤーもスーパーバイザーも
すべて経験して、32歳で店舗の店長もやったんですけど、
経営もそこで3年ぐらい学ばせてもらったので、
自分達でそろそろなにかやりたいと思ってた。
それで、ネットで買えなかった明日葉のお茶をネットで流せば、
これはそこそこ食べていけるようになるんじゃないかと考えて八丈に来たんです。
●それは、そこまで明日葉のお茶を気に入ったということですか?
いや、気に入ったというより、ずっと流通業界にいたので、
これほど付加価値のある商品をなぜインフォメーションしないのだろう?と。
だれもやらないのだったら、一番先にやってやろうと、そういう思いですね。
●もともとパソコンやネットには詳しかったんですか?
得意じゃないです。はじめてです。
パソコンは仕事で使ってたので、そのぐらいは大丈夫ですけど、
ネットショップを立ち上げるのは、島に来てから勉強しました。
●では、ネットショップのお仕事を最初はされていたんですね?
そうです。だけど、ネットだけだとどうしても人との繋がりが持てないし、
ちょうどたまたまここ(スマイル)の募集があって、時間的にも
夜の時間帯は空いていたので、それでここにお世話になってるんです。
●ネットショップの売れ行きはいかがですか?
これを立ち上げて、もう4年目に入るんですけど、
1年目2年目はそこそこだったのが、今年は倍以上いってるんですね。
だから、順調といえば順調です。
●このところわたしの周囲でもパソコンを使う人、ネットを見る人、
ネットで買い物する人が急増してますからね。
島の人達は、商売の仕方が上手じゃないですね。
付加価値の付け方やセット組みして売る方法とか、キャンペーンを張ったり、
特にネットだと、メルマガを発信したりという、ちょっとしたことで売り上げは
伸びるんですが、島の方達はHPを開いて、後は来るだろうという待ちのスタンスだから。
●う~ん、簡単に来るだろうとは思ってないと思いますよ。
ある程度は、こうしたらいんじゃないかと思うでしょうけど、
そこから先のノウハウがないとか、そういうことじゃないかしら?
勉強すれば、すぐなんですけどね。
島の方のネットショップの一番悪い点は、代金の支払い方法です。
だいたいカードはなくて、代引きか、先に入金か。これじゃだめなんです。
カード、コンビニ、後払い、このくらいお客様の選択肢を広げないと、
途中まで買っても、支払い方法で、「なんだよ」てなっちゃいます。
島のどこのショップを見てもだいたいそんなかんじです。カードが使えないです。
うちのネットショップは、半分以上はカードか後払いです。
●前崎さんのネットショップでは、何が一番売れてますか?
明日葉のお茶ですね、いまは。
●どんなラインナップですか?
山田さんの明日葉の商品、長田さんのクサヤ、花月さんの商品などです。
それから、新しくできたレツさんの塩と、農家の千葉さんの生の明日葉や唐辛子など。
明日葉のお茶は、乾燥野菜と焙煎と粉末と3つをセットにして送料込みで販売したり。
SPmarket クリック 前崎さんのネットショップ
八丈ビューホテルB1 焼酎バー・スマイルにて
●お仕事が理由で八丈島へ移住されて、島暮らしの4年目はいかがですか?
もともとが奄美なので、サラリーマンをやめたら、どこかゆっくりできる
田舎がいいなというのがあったので、仕事はそのきっかけですね。
八丈島は奄美大島の町の方でなく、田舎の方に似てるなと。
●八丈島はどうですか?暮らしやすい?
島はいいですよ。
漁師の方ともここで知り合いになって、わたしは魚釣りをするので、
友達になって魚をもらったりして、自分でさばいて食べてます。
温泉があって、温泉も好きですし、海もあるし、いうことないですね。
もともと田舎者だから、田舎時間が合うのかもしれませんね。
理想というか、こんなかんじかなと思ってますが。
35~6で島に来たんですけど、ほぼセミリタイアという感覚で来てるので。
●それまで一生懸命やりすぎた?
もう疲れちゃったんですよ。(笑)
●あ~、うん。スーパーバイザーとか疲れそうだね。
始発終電の世界なんですよ。スーパーバイザーの仕事は、スーパーの店舗が全国に
何十店舗かあって、自分ちから出ると1週間ずっとホテル暮らしでそこを回って、
週に一度帰ってきて会議で、それで自宅に帰って次の日また出るというような、
ずっとそんな生活だったので。…もう、セミリタイアですね。
●今後は老後を考えながら、自分に合った暮らしをしたいな、というかんじ?
そうです。そんなかんじですね~のんびりしたいなと。
その割には、最近も仕事に追われてるんですけどね。(笑)
八丈ビューホテルB1 焼酎バー・スマイルにて
●観光客の方々が島を回られた後にこちらでお酒をいただいたら、
いろんな話がでるんでしょうね?
それはでますよ。
●良かったという感想と、悪かったという感想は、どちらが多いんですか?
半々ですね。
●半々!?あまり載せたくない話だな、それは。(載せるけど)
年配の方々はいいと仰るんですよ。観光バスで回れば連れてってもらえるから。
だけど、若い方々はレンタカーで回るから、看板がわかりづらくて見えないし、
どこへ行っていいかわからないと。大きな看板を作ってほしいとみなさん仰います。
あと一番問題なのは、ランチをやってるところが少なくて、食べに行く場所がないと。
だから、初日に飲みに来られた方には、明日、ランチを確認してから出られた方が
いいですよ、とお話します。もし回っていっぱいだったら、スーパーでお弁当を
買った方がいいですよ、とか、夏場は、島寿司をスーパーで買って、クーラーに
入れて海へ持って行った方がいいですよ、とか、お話ししてますね。
それと、島は日曜がお休みのところが平気でありますからね、スタンドとか。
「ここは本当に観光地なのか?」と仰る方が半分、あとは、「なにもないからいい」
と仰る方が半分です。
●なにもないからいいというのは、誉められてるんだかなんだか微妙だね。
それは完全に年配の方々です。住みたいと仰る方々ですね。
なにもなくてのんびりできて、温泉はあるし、と仰います。
●こちらは、リピーターの方は結構いらっしゃるんですか?
いらっしゃいますよ。毎月必ずいらっしゃるお医者様とか。
●釣りのお客様?
その方は、スキューバと釣り、両方です。
●なるほど、やはり目的のある方はリピートされますよね。
このバーは、店長さんとしては気に入っておられますか?
とても気に入ってますよ。もともとお酒を飲むのが好きなので、
ここにある70種類位の焼酎はほぼ試飲したし、焼酎はそれなりに詳しくなりました。
みなさんにおすすめするのも楽しいですし、おいしいと飲んでいただけるのも嬉しい。
仕事はとても楽しいです。
●わたしは島外からの観光客の方々とお会いする機会が多いのですが、
お土産にする焼酎のおすすめをよく聞かれるんです。
お酒の好きな方にはこちらでいろいろ飲み比べていただいて、
自分の気に入った焼酎を買われるのが、本当は一番いいなと思いますね。
あと、このお店では、ラベルがみんな同じで実はいろんな蔵元が作っている
青酎を蔵元ごとに飲み比べできるでしょう?これ、他ではできないでしょう!?
青ヶ島に行って、1軒1軒回るしかないでしょうね。(笑)
●いろいろ聞かせていただいてありがとうございました!
最後に、前崎さんが好きな焼酎をおしえてください。
わたしの好きな焼酎は、「黄八丈」と「鬼ごろし」です。
夏は「鬼ごろし」のロックか水割り、冬は「黄八丈」のお湯割りが最高ですね。
__
焼酎のお話の他に、観光やネット販売のことなど、いろんなお話が出ました。
耳の痛くなる話もありましたが、こうして情報を共有し合って、
みんなでより良い方向へ進んでいきたい気持ちが大切じゃないかと思います。
いろいろ勉強になることを教えていただきました。ありがとうございました。
わたしも精進してさらにがんばります!(`・ω・´)ノ
「本格焼酎バー・スマイル」 店長の前崎隆さん(三根在住)です。
わたしはこちらのバーは一度利用したことがあるだけですが、
島の焼酎や青ヶ島の青酎を飲み比べできる焼酎バーが島内にあるのは、
観光のお客様向けに、とってもいいな~と思ってました。
今日は、注目の焼酎バーのマスターにインタビューです!
前崎隆(まえさきたかし)さん 昭和45(1970)年9月20日生まれ 39歳
●前崎さんは「スマイル」に勤務されて何年ですか?
3年です。
●わたしは以前からこちらの焼酎バーに注目してたんですが、
島の焼酎をメインに、他にはどんな焼酎を置いてるんですか?
島のすべての焼酎と伊豆七島の焼酎を置いてあります。
伊豆七島の焼酎はほとんど揃えていて、たぶんそんなお店は他にはないと思いますよ。
八丈島の焼酎は、すでに造られてない幻の焼酎も2~3あります。
●いま、お客様には何が一番出てますか?
「黄八丈」です。こちらの蔵元さんがもう廃業してしまうので、
「次来たときにはもう飲めないかもしれませんよ」と、やはりおすすめしますので。
来年の今頃は、もう飲めないかもしれないです。
●こちらはボトルキープはなくて、ショットだけですか?
ボトルはなくて、2合、1合ですね。2合は、小さな樽でお出しします。
●いま、忘年会シーズンで、あさぬまの掲示コーナーにもこちらのチラシが
貼られてありましたが、こちらはだいたいどの位の予算で飲めるんですか?
どの位飲むかによりますが、チャージが500円で、グラスが平均600円です。
2合入りがだいたい1800円位で、充分5~6杯はとれるのでお得です。
3000円もあれば余裕で酔えると思いますよ。(笑)
●こちらのお店は、どんなお客さんが多いんですか?
完全に観光客です。9割5分が観光のお客様です。
●では、ビューのお客様が下りてきて飲まれるということ?
圧倒的にそうです。島の方は限られた方ですね。
島の方とあまり会いたくない方がお見えになりますね。
●…お忍びだね?(笑)
そうですね。(笑)面倒くさくないというメリットだと思います。
島の方は、完全に固定客のお客様です。
●営業時間は?
7時~ラストオーダーが11時半で、12時閉店です。
●いまは、お客さんの入りはどうですか?
先月は団体のお客様が入ってましたけど、今月に入ってからは少し厳しいですね。
●そうか、島内の一般のお店は12月が忙しくなるけど、
ホテル内のお店は、そういうお店とは違うんですね?
そうなんですよ。だから、ゆっくり飲めると思います。
年末年始のお客様はご家族連れなので、ほとんど下りてきませんし。
●あ~お客様の層がね、年末年始は違うんですね?
では、ここは、年末年始は穴場ですね。
そうですね。ゆっくり飲まれたい方はいいと思いますよ。
●おつまみのおすすめは何ですか?
「クサヤ三島味くらべ」は、大島・新島・八丈島のクサヤを少しずつお出しします。
●あ!それはいいですね!面白いです!
八丈島と伊豆七島の焼酎専門バー スマイル店内 八丈ビューホテルB1
●前崎さんの出身はどちら?島に来る前はどちらにいらしたんですか?
出身は奄美大島です。
高校を卒業して、全国チェーンの某スーパーに就職しました。
最初に着任したのは栃木です。その後、埼玉、東京、本社勤務を経て、
最後は東京のお店の店長をしてました。
●八丈島へ移住されたのはいつ頃ですか?
ちょうど4年前ですね。
●そのきっかけは?「スマイル」?
いや、5年前に嫁と八丈に旅行に来て、そのときはまだ勤めてたんですけど、
お土産で明日葉のお茶を買っていったんですよ。
それで、身体にいいということで、しばらく続けてたんですけど、
なくなったときに、どうも購入方法がなかった。
ネットで検索しても1こか2こヒットするかしないかで、
当時は東京のお店で店長をやってたので近辺を探してみたけどなかった。
わたしはスーパー業界に長かったので、本社もバイヤーもスーパーバイザーも
すべて経験して、32歳で店舗の店長もやったんですけど、
経営もそこで3年ぐらい学ばせてもらったので、
自分達でそろそろなにかやりたいと思ってた。
それで、ネットで買えなかった明日葉のお茶をネットで流せば、
これはそこそこ食べていけるようになるんじゃないかと考えて八丈に来たんです。
●それは、そこまで明日葉のお茶を気に入ったということですか?
いや、気に入ったというより、ずっと流通業界にいたので、
これほど付加価値のある商品をなぜインフォメーションしないのだろう?と。
だれもやらないのだったら、一番先にやってやろうと、そういう思いですね。
●もともとパソコンやネットには詳しかったんですか?
得意じゃないです。はじめてです。
パソコンは仕事で使ってたので、そのぐらいは大丈夫ですけど、
ネットショップを立ち上げるのは、島に来てから勉強しました。
●では、ネットショップのお仕事を最初はされていたんですね?
そうです。だけど、ネットだけだとどうしても人との繋がりが持てないし、
ちょうどたまたまここ(スマイル)の募集があって、時間的にも
夜の時間帯は空いていたので、それでここにお世話になってるんです。
●ネットショップの売れ行きはいかがですか?
これを立ち上げて、もう4年目に入るんですけど、
1年目2年目はそこそこだったのが、今年は倍以上いってるんですね。
だから、順調といえば順調です。
●このところわたしの周囲でもパソコンを使う人、ネットを見る人、
ネットで買い物する人が急増してますからね。
島の人達は、商売の仕方が上手じゃないですね。
付加価値の付け方やセット組みして売る方法とか、キャンペーンを張ったり、
特にネットだと、メルマガを発信したりという、ちょっとしたことで売り上げは
伸びるんですが、島の方達はHPを開いて、後は来るだろうという待ちのスタンスだから。
●う~ん、簡単に来るだろうとは思ってないと思いますよ。
ある程度は、こうしたらいんじゃないかと思うでしょうけど、
そこから先のノウハウがないとか、そういうことじゃないかしら?
勉強すれば、すぐなんですけどね。
島の方のネットショップの一番悪い点は、代金の支払い方法です。
だいたいカードはなくて、代引きか、先に入金か。これじゃだめなんです。
カード、コンビニ、後払い、このくらいお客様の選択肢を広げないと、
途中まで買っても、支払い方法で、「なんだよ」てなっちゃいます。
島のどこのショップを見てもだいたいそんなかんじです。カードが使えないです。
うちのネットショップは、半分以上はカードか後払いです。
●前崎さんのネットショップでは、何が一番売れてますか?
明日葉のお茶ですね、いまは。
●どんなラインナップですか?
山田さんの明日葉の商品、長田さんのクサヤ、花月さんの商品などです。
それから、新しくできたレツさんの塩と、農家の千葉さんの生の明日葉や唐辛子など。
明日葉のお茶は、乾燥野菜と焙煎と粉末と3つをセットにして送料込みで販売したり。
SPmarket クリック 前崎さんのネットショップ
八丈ビューホテルB1 焼酎バー・スマイルにて
●お仕事が理由で八丈島へ移住されて、島暮らしの4年目はいかがですか?
もともとが奄美なので、サラリーマンをやめたら、どこかゆっくりできる
田舎がいいなというのがあったので、仕事はそのきっかけですね。
八丈島は奄美大島の町の方でなく、田舎の方に似てるなと。
●八丈島はどうですか?暮らしやすい?
島はいいですよ。
漁師の方ともここで知り合いになって、わたしは魚釣りをするので、
友達になって魚をもらったりして、自分でさばいて食べてます。
温泉があって、温泉も好きですし、海もあるし、いうことないですね。
もともと田舎者だから、田舎時間が合うのかもしれませんね。
理想というか、こんなかんじかなと思ってますが。
35~6で島に来たんですけど、ほぼセミリタイアという感覚で来てるので。
●それまで一生懸命やりすぎた?
もう疲れちゃったんですよ。(笑)
●あ~、うん。スーパーバイザーとか疲れそうだね。
始発終電の世界なんですよ。スーパーバイザーの仕事は、スーパーの店舗が全国に
何十店舗かあって、自分ちから出ると1週間ずっとホテル暮らしでそこを回って、
週に一度帰ってきて会議で、それで自宅に帰って次の日また出るというような、
ずっとそんな生活だったので。…もう、セミリタイアですね。
●今後は老後を考えながら、自分に合った暮らしをしたいな、というかんじ?
そうです。そんなかんじですね~のんびりしたいなと。
その割には、最近も仕事に追われてるんですけどね。(笑)
八丈ビューホテルB1 焼酎バー・スマイルにて
●観光客の方々が島を回られた後にこちらでお酒をいただいたら、
いろんな話がでるんでしょうね?
それはでますよ。
●良かったという感想と、悪かったという感想は、どちらが多いんですか?
半々ですね。
●半々!?あまり載せたくない話だな、それは。(載せるけど)
年配の方々はいいと仰るんですよ。観光バスで回れば連れてってもらえるから。
だけど、若い方々はレンタカーで回るから、看板がわかりづらくて見えないし、
どこへ行っていいかわからないと。大きな看板を作ってほしいとみなさん仰います。
あと一番問題なのは、ランチをやってるところが少なくて、食べに行く場所がないと。
だから、初日に飲みに来られた方には、明日、ランチを確認してから出られた方が
いいですよ、とお話します。もし回っていっぱいだったら、スーパーでお弁当を
買った方がいいですよ、とか、夏場は、島寿司をスーパーで買って、クーラーに
入れて海へ持って行った方がいいですよ、とか、お話ししてますね。
それと、島は日曜がお休みのところが平気でありますからね、スタンドとか。
「ここは本当に観光地なのか?」と仰る方が半分、あとは、「なにもないからいい」
と仰る方が半分です。
●なにもないからいいというのは、誉められてるんだかなんだか微妙だね。
それは完全に年配の方々です。住みたいと仰る方々ですね。
なにもなくてのんびりできて、温泉はあるし、と仰います。
●こちらは、リピーターの方は結構いらっしゃるんですか?
いらっしゃいますよ。毎月必ずいらっしゃるお医者様とか。
●釣りのお客様?
その方は、スキューバと釣り、両方です。
●なるほど、やはり目的のある方はリピートされますよね。
このバーは、店長さんとしては気に入っておられますか?
とても気に入ってますよ。もともとお酒を飲むのが好きなので、
ここにある70種類位の焼酎はほぼ試飲したし、焼酎はそれなりに詳しくなりました。
みなさんにおすすめするのも楽しいですし、おいしいと飲んでいただけるのも嬉しい。
仕事はとても楽しいです。
●わたしは島外からの観光客の方々とお会いする機会が多いのですが、
お土産にする焼酎のおすすめをよく聞かれるんです。
お酒の好きな方にはこちらでいろいろ飲み比べていただいて、
自分の気に入った焼酎を買われるのが、本当は一番いいなと思いますね。
あと、このお店では、ラベルがみんな同じで実はいろんな蔵元が作っている
青酎を蔵元ごとに飲み比べできるでしょう?これ、他ではできないでしょう!?
青ヶ島に行って、1軒1軒回るしかないでしょうね。(笑)
●いろいろ聞かせていただいてありがとうございました!
最後に、前崎さんが好きな焼酎をおしえてください。
わたしの好きな焼酎は、「黄八丈」と「鬼ごろし」です。
夏は「鬼ごろし」のロックか水割り、冬は「黄八丈」のお湯割りが最高ですね。
__
焼酎のお話の他に、観光やネット販売のことなど、いろんなお話が出ました。
耳の痛くなる話もありましたが、こうして情報を共有し合って、
みんなでより良い方向へ進んでいきたい気持ちが大切じゃないかと思います。
いろいろ勉強になることを教えていただきました。ありがとうございました。
わたしも精進してさらにがんばります!(`・ω・´)ノ