みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。

八丈島の今日のお天気は、南西の風、曇り時々雨、最高気温は30℃の予報です。
※本日の定期船とエア便は通常通りの予定です。
ひと雨ザーッと来ましたね。涼しくて助かります。
こんな風にザーッと降って、またピカッと天気になってというのが島の夏なんですが、
今年は(昨年もだったでしょうか)ただただ日照りの夏で、疲れましたね。
一日中カンカン照りの日が続くと体力の消耗が激しくて、オバサンには堪えます。
スコールが来るのがほんとの島の夏。うれしきゃ~
さて、島人の夏はほんとに用事が多くて、金土と更新薄くて申し訳ありません。
明日の月曜日はお休み返上でブログを更新しますので、お許しくださいね。
青ヶ島旅行記の続きです。
◎地熱釜ランチ★青ヶ島旅行記【4】からの続きです。

青酎工場
民宿・あおがしま屋の女将さんが予約してくださって、夕刻、青酎工場見学に行きました。
この青酎工場見学が思ったよりぜんぜん面白くて、青ヶ島へ行かれる方おすすめですよ!
◎青酎工場の概要は、八丈支庁のHPをご覧ください。
※青ヶ島は東京都ですが出張所がないので八丈支庁の管轄です。

青酎工場 素晴らしい解説員 奥山さん
なにが面白いって、この方の解説がわかりやすくて、質問にも即答してくださって、
これまで青酎について謎だった部分がスッキリ解明できたことですね。
この方の青酎解説を聞くためだけでも青ヶ島へ行く甲斐があります。
東京での大きな島イベントへも青酎と共に行かれることが多いそうですから、
見かけたら質問してみてください。明快な答えをいただけます。

先ずは、青酎工場の中を見せていただきました。
酒好きの友人達が神妙にお話に聞き入っています。
青酎を理解することで、もっとおいしく青酎を堪能することができますからね。

まだ新しい工場ですが、すでに工場の中が薄汚れているように見えますね。
麹菌を使う環境なので、このようになってしまうと仰ってました。
◎コウジカビ - Wikipedia
◎麹の基本 | 千年こうじや
麹菌には、白黒黄色があって、天然の麹菌にはこの全種が含まれているとのこと。
天然の麹菌は、自然界の葉っぱなどに付いていて、これを使った青酎もあるんです。
焼酎の味は、麹菌と酵母のバランスで決まります。
だから天然麹菌を使った青酎は味が一定にならないんですよ。
これぞファンタジーじゃないですか!!その年々の巡り合いを楽しむお酒です。

青ヶ島で青酎を生産する生産者10戸が青ヶ島酒造合資会社を設立して、
この青酎工場で順番に各々の青酎を造っているんです。
昔から個人の家で焼酎を造り続けてきた青ヶ島だから許される独特の酒造形態です。
青酎は毎年12月に製造されるので、夏の間はこの金属の桶はお休み中ですね。

銅の蒸留釜です。焼酎は蒸留酒ですから、
この釜で蒸留したお酒を水で割って度数を一定に調整して瓶詰めします。
「焼酎の水割りとか邪道」という人がいるけど、実は製造の段階ですでに水割り。

青酎工場で試飲できる青酎一覧
お楽しみの試飲タイムですが、なんとも気前の良いことに、これ全種試飲できます。
八丈島の人も気前がいいけど、青ヶ島も同じなんだな~と妙なところでうれしくなり。

わたし達6名全員、全種類試飲させていただきました。ありがとうございます!
もうこれは、青ヶ島まで行ったのなら、全種類試飲してみるべき。
だって、すべて味が違うんですよ。ひとくちに「青酎」といいますが、
中身はこれぜんぶ違うお酒といっても過言ではありません。

ざっと簡単に説明すると、一番右の黄色いラベルは麦焼酎の「恋ヶ奥」。
右から2番目3番目が漢字の「青酎」と書かれてある青ヶ島酒造ブランドです。
右から2番目が麦焼酎で3番目が芋焼酎。3番目の「青酎」をよく見かけると思いますが、
これが一番多く生産されていて、年間約2万~3万本製造されているそうです。
ここまでが単一の白麹で生産されてる焼酎で、生産量を安定させるために白麹を使うとか。
右から4番目と5番目の平仮名の「あおちゅう」は、単一黒麹で生産の焼酎。
右から6~9番目の「あおちゅう」は、天然麹菌を使っています。
ラベルの脇には生産者の名前が入るようになりました。
これまではラベルが同じで生産者の名前が入ってないものが「あおちゅう」でしたから、
前に買った「あおちゅう」を気に入ってまた購入すると味がぜんぜん違う!
ということがありましたよね。これが「あおちゅう」の謎を深める原因でしたが、
やっと名前を入れていただけ、消費者としては安心して購入できるようになりました。
この辺は生産量が極少で、年間で、マツさんのは200本、直子さんのは500本程度。
希少価値をお求めの方は、この辺のを買ってみるのが楽しいかと思います。
左の2本は、すべて青ヶ島の素材で作っているというこだわりの焼酎です。
「青酎伝承」と「青酎伝承・喜久一」どちらもアルコール度30%で、
酸味の強いパンチのある青酎をお求めの方におすすめです。

そして、青酎工場だけのサービスとして、なんと!お名入れしてもらえるんですよ!
これは記念やプレゼントに最高ですよね!わたしは1本だけ買うつもりが、
またいつ青ヶ島へ行けるかわかりませんから、4本購入してしまいました。
しかもこれ、宿まで届けてくださいました。本当に親切です。

最後には青ヶ島酒造組合のハッピを着て記念撮影もさせていただけます。
お友だちのりんりんがハッピが似合うから載せちゃうよ。
ほんとにサービス精神に溢れたおもてなしをしていただいた青酎工場見学。
解説員の奥山さん、ありがとうございました!青ヶ島のイメージ超絶アップです。
青酎工場で青酎を学び、これから青酎を買う楽しみが増えました。
不思議なことに、試飲した1本1本の味をけっこう覚えています。
それだけ個性に溢れた焼酎が青酎です。
語れますね、青酎は。それが人気のポイントなんでしょうね。
◎大凸部・牛まつりTシャツ・図書館★青ヶ島旅行記【6】へ続きます。
※日月特売チラシのブログ掲載はありません。レジカウンターでご覧くださいね。
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八丈島の今日のお天気は、南西の風、曇り時々雨、最高気温は30℃の予報です。
※本日の定期船とエア便は通常通りの予定です。
ひと雨ザーッと来ましたね。涼しくて助かります。

こんな風にザーッと降って、またピカッと天気になってというのが島の夏なんですが、
今年は(昨年もだったでしょうか)ただただ日照りの夏で、疲れましたね。
一日中カンカン照りの日が続くと体力の消耗が激しくて、オバサンには堪えます。
スコールが来るのがほんとの島の夏。うれしきゃ~
さて、島人の夏はほんとに用事が多くて、金土と更新薄くて申し訳ありません。
明日の月曜日はお休み返上でブログを更新しますので、お許しくださいね。

青ヶ島旅行記の続きです。
◎地熱釜ランチ★青ヶ島旅行記【4】からの続きです。

青酎工場
民宿・あおがしま屋の女将さんが予約してくださって、夕刻、青酎工場見学に行きました。
この青酎工場見学が思ったよりぜんぜん面白くて、青ヶ島へ行かれる方おすすめですよ!
◎青酎工場の概要は、八丈支庁のHPをご覧ください。
※青ヶ島は東京都ですが出張所がないので八丈支庁の管轄です。

青酎工場 素晴らしい解説員 奥山さん
なにが面白いって、この方の解説がわかりやすくて、質問にも即答してくださって、
これまで青酎について謎だった部分がスッキリ解明できたことですね。
この方の青酎解説を聞くためだけでも青ヶ島へ行く甲斐があります。
東京での大きな島イベントへも青酎と共に行かれることが多いそうですから、
見かけたら質問してみてください。明快な答えをいただけます。

先ずは、青酎工場の中を見せていただきました。
酒好きの友人達が神妙にお話に聞き入っています。
青酎を理解することで、もっとおいしく青酎を堪能することができますからね。

まだ新しい工場ですが、すでに工場の中が薄汚れているように見えますね。
麹菌を使う環境なので、このようになってしまうと仰ってました。
◎コウジカビ - Wikipedia
◎麹の基本 | 千年こうじや
麹菌には、白黒黄色があって、天然の麹菌にはこの全種が含まれているとのこと。
天然の麹菌は、自然界の葉っぱなどに付いていて、これを使った青酎もあるんです。
焼酎の味は、麹菌と酵母のバランスで決まります。
だから天然麹菌を使った青酎は味が一定にならないんですよ。
これぞファンタジーじゃないですか!!その年々の巡り合いを楽しむお酒です。

青ヶ島で青酎を生産する生産者10戸が青ヶ島酒造合資会社を設立して、
この青酎工場で順番に各々の青酎を造っているんです。
昔から個人の家で焼酎を造り続けてきた青ヶ島だから許される独特の酒造形態です。
青酎は毎年12月に製造されるので、夏の間はこの金属の桶はお休み中ですね。

銅の蒸留釜です。焼酎は蒸留酒ですから、
この釜で蒸留したお酒を水で割って度数を一定に調整して瓶詰めします。
「焼酎の水割りとか邪道」という人がいるけど、実は製造の段階ですでに水割り。

青酎工場で試飲できる青酎一覧
お楽しみの試飲タイムですが、なんとも気前の良いことに、これ全種試飲できます。
八丈島の人も気前がいいけど、青ヶ島も同じなんだな~と妙なところでうれしくなり。

わたし達6名全員、全種類試飲させていただきました。ありがとうございます!
もうこれは、青ヶ島まで行ったのなら、全種類試飲してみるべき。
だって、すべて味が違うんですよ。ひとくちに「青酎」といいますが、
中身はこれぜんぶ違うお酒といっても過言ではありません。

ざっと簡単に説明すると、一番右の黄色いラベルは麦焼酎の「恋ヶ奥」。
右から2番目3番目が漢字の「青酎」と書かれてある青ヶ島酒造ブランドです。
右から2番目が麦焼酎で3番目が芋焼酎。3番目の「青酎」をよく見かけると思いますが、
これが一番多く生産されていて、年間約2万~3万本製造されているそうです。
ここまでが単一の白麹で生産されてる焼酎で、生産量を安定させるために白麹を使うとか。
右から4番目と5番目の平仮名の「あおちゅう」は、単一黒麹で生産の焼酎。
右から6~9番目の「あおちゅう」は、天然麹菌を使っています。
ラベルの脇には生産者の名前が入るようになりました。
これまではラベルが同じで生産者の名前が入ってないものが「あおちゅう」でしたから、
前に買った「あおちゅう」を気に入ってまた購入すると味がぜんぜん違う!
ということがありましたよね。これが「あおちゅう」の謎を深める原因でしたが、
やっと名前を入れていただけ、消費者としては安心して購入できるようになりました。
この辺は生産量が極少で、年間で、マツさんのは200本、直子さんのは500本程度。
希少価値をお求めの方は、この辺のを買ってみるのが楽しいかと思います。
左の2本は、すべて青ヶ島の素材で作っているというこだわりの焼酎です。
「青酎伝承」と「青酎伝承・喜久一」どちらもアルコール度30%で、
酸味の強いパンチのある青酎をお求めの方におすすめです。

そして、青酎工場だけのサービスとして、なんと!お名入れしてもらえるんですよ!
これは記念やプレゼントに最高ですよね!わたしは1本だけ買うつもりが、
またいつ青ヶ島へ行けるかわかりませんから、4本購入してしまいました。
しかもこれ、宿まで届けてくださいました。本当に親切です。

最後には青ヶ島酒造組合のハッピを着て記念撮影もさせていただけます。
お友だちのりんりんがハッピが似合うから載せちゃうよ。
ほんとにサービス精神に溢れたおもてなしをしていただいた青酎工場見学。
解説員の奥山さん、ありがとうございました!青ヶ島のイメージ超絶アップです。
青酎工場で青酎を学び、これから青酎を買う楽しみが増えました。
不思議なことに、試飲した1本1本の味をけっこう覚えています。
それだけ個性に溢れた焼酎が青酎です。
語れますね、青酎は。それが人気のポイントなんでしょうね。
◎大凸部・牛まつりTシャツ・図書館★青ヶ島旅行記【6】へ続きます。
※日月特売チラシのブログ掲載はありません。レジカウンターでご覧くださいね。









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