雀の手箱

折々の記録と墨彩画

摸索のたのしみ

2014年03月20日 | すずめの百踊り


 ぎこちない線を嘆いていたのを逆手にとって、さまざまな試みを楽しんでいます。

 先を削った割り箸のみで描いた椿、写生した寒芍薬を背景の色の中に浮かべ、色をさすのを極力抑えると、結構しゃれた絵に仕上がって、自分では満足しています。










 お彼岸を迎え、穏やかな日がつづいていましたが、今日は寒の戻りでまた寒くなってきました。
 季節は律儀に花々を咲かせ、今が盛りの椿谷の藪椿、連翹の黄色はまぶしいほど、沈丁花の香りに誘われたユスラウメも八分咲きの可憐な五弁の花をつけています。