今月もお盆前に1週間だけでもと、東京から娘が帰省してくれました。いつもの珍しい食品や、ワインに混じって、今回は、金鳥の蚊取り線香を愛用するアナログ人間の夫のためのお土産がありました。
思わず顔がほころぶ愛らしさです。幼い日、ブリキの金魚をぺこぺこ言わせて、お風呂でいつまでも遊んだ記憶がよみがえりました。
山が近い我が家は緑陰を渡る風はさわやかでも、当然やぶ蚊の名所で、出入の度に団扇ではたいても、どうしても蚊を連れてきてしまいます。蚊にも好みの味があると見えて、私にはあまり寄ってこないのですが、夫と娘にはしつこく近寄るようです。
祈りの月、八月に、豚に変わってこれからは煙の出具合も適当な愛らしい金魚のお目見えとなりました。