雀の手箱

折々の記録と墨彩画

梅の名残り

2016年03月12日 | すずめの百踊り
 昨日の雨で庭の梅は花を散らしてしまいました。
 毎日1枚は必ずと、怠け者の自分に課していた習作は、今月は梅をテーマに始まりました。
 用紙のサイズが変わるたびに、失敗や発見を重ねたことでした。

 その習作の中から何枚かを梅の名残りとして記録します。
 梅を描くその合間の遊びも、時に自分で満足したり、まだ道のりの遥かなのを嘆いたりの繰り返しです。まだ未完成の円空仏は、私の手に余ると諦めがつきました。
 油絵の方が荒削りの木肌の質感の表現に適しているような気がします。

 次は今から花の盛りとなる好きな貝母をテーマに楽しむことにします。
 桜の季節も間近で、市の芸術祭のお誘いも次々に届いていますが、さてどちらに伺うことが出来ることやら。
 気もそぞろに浮き立つ季節の到来です。