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今年も私にとっての夏の風物詩、瓢箪を団扇に描こうとして、今は庭には存在しない瓢箪の葉を、写真で確認するためにアルバムを開いてみました。
写真は4年前の夫の瓢箪棚です。
そのころの転倒、骨折をきっかけに、気持ちの焦りとは裏腹に、外での作業が出来なくなり、急速に体力が落ちてきていることに今更ながら驚いています。部屋に籠りがちになると、気力も衰えるようです。
瓢箪の房掛けも、左手が利かない今は結ぶことはもう無理のようです。酒で根気よく拭いて艶出しをしては飽きずにながめていましたが、今はリハビリになるからと勧めるのですが、しばらくすると手は動いてなくて、じっと眺めています。
私は高田 保の「ぶらりひょうたん」が好みぐらいの瓢箪への関心で、もっぱら夏の画題にするくらいなのですが、おかしなもので、娘も瓢箪が好きで、象牙の端材が手に入ったときには羽織の紐かざりや、帯どめに仕上げています。今宵は七夕。星のロマンにあやかり、せめて団扇の風でも送って昔語りのきっかけにでもしましょう。
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