雀の手箱

折々の記録と墨彩画

このごろ

2016年08月09日 | 塵界茫々
 連日35度を超える暑さに、買い物にも出かけないので、冷蔵庫のストックが片付いています。娘の帰省で家事一切を任せての休息で、時間はたっぷりあるのに気が緩んだのでしょうか、何をする意欲もなく、ブログの更新も滞ったままで、絵筆も動いていません。
 今日は勧められて、伸び放題だった髪を切りに出かけ気分も少しすっきりしました。

 私の八月は祈りの月です。六日の広島への原爆投下、そして八日は生まれ育った北九州は八幡が大空襲で焼け野が原と化した日。今日九日は長崎への原爆投下で10万人を超える犠牲者が出た日と続いて、やがてお盆を迎えます。
 いくさで命を絶たれた多くの御霊に安らかなれと祈りを捧げます。

 戦争を体験した者として、請われるままに、終戦から71年の時を経て初めて自分の体験を語りました。これは戦争を知らない世代へ語り伝えるのは、生き残った者の責務だと思ったからです。人前に老残を曝すことはやめようと決めていましたが、見苦しくともあえて曝すことが時間の重みだろうと考え直し、小倉造兵廠への動員の日々や、八幡大空襲の惨状も語りました。そうすることが、私の死者への鎮魂でした。

 今年はブラジル、リオでのオリンピックの開催と重なり、かつて暮したこともある土地だけに懐かしさもあり、友人たちからも毎日送信されるメールや動画で盛況を見ていますが、今一つ夢中になれません。これを夏バテというのでしょうか。
 下の三枚の習作は、こうした日々の中でのものです。やはりどこか気合が抜けています。