雀の手箱

折々の記録と墨彩画

その後

2016年12月16日 | できごと
 急展開しました。受診後、精密検査の結果、1年近くカテーテルが留置されていた割には反応も良い。ほかに問題のあるところもないので、手術が可能で、多分カテーテルは取り除くことができるし、高齢ということを考慮しても、機能回復はありうると思うから手術をお勧めします。半身麻酔で内視鏡を使用するので、約1時間で終了します。と丁寧な解説と説明でした。
 まかり間違っても現状が維持できれば、選択肢は多いので、本人の決断もあって、手術に踏み切りました。入院もリハビリを入れても十日前後と言われました。
 幸い個室に空きがあって、即入院で13日、手術が行われました。手術中はモニター画面を自分で見ていたそうです。過去の経歴で、心配があるとすれば麻酔だけと言われていましたが、何も問題なく、予定時間きっちりで終了。笑顔の先生が、控室に入ってこられ、手術経過と、成功した旨の説明があり、年齢とは思えない元気な患者さんと激励されて個室に戻りました。

 私はこの日と翌日、距離もあることだし、車を病院の駐車場に預け、ベッドを入れてもらって宿泊。安静にと言われているのに起き上がろうとするのを止めるだけの見守りをしました。検温、点滴その他で1時間半ごとに看護師の方が来られるので、横になっていても眠れませんが、とりとめのない話し相手は務まりました。15日からはリハビリも始まるようです。
 15日、見舞にゆくという弟夫婦と一緒に病院に行きました。点滴もすべて終了しており、午後、一年にわたり厄介だったカテーテルが取れました。
 あの苦痛と疲労は何だったのだろうと、夢のようです。私は血圧が高くなっているので、泊まりは止めにしました。


山帰来


かぼす