雀の手箱

折々の記録と墨彩画

蝋梅が咲いて

2017年01月10日 | 日々好日


 裏庭に出て、洗濯物を干しているといい香りがそこはかとなく風に乗って漂ってきました。
蝋梅が開き始めているのに気付きました。



 七草に入れようと蕗の薹を探したときは、屈んで下ばかり見ていたので、高い梢の春の訪れを見落としていました。そのつもりで目を凝らすと、そこここに春の気配が生まれていました。藪椿は師走に入るころから咲きだしていましたし、庭の椿も今年は花数は少ないながら淡いピンクの一重咲きの曙、白の一休はもう花を終えましたが、八重の絵日傘、斑入りの大神楽は賑やかです。
 馬酔木は、花盛りにはどうなるかと思うほどの蕾をつけています。
 ただ水仙は極端に花数が少ないようです。梅は花芽がやっとそれとわかる膨らみを見せはじめたところです。

 お正月の片付けも、娘が大方は済ませて帰ってくれたので、ゆっくりと松の内が過ぎる余韻を楽しんでいました。