雀の手箱

折々の記録と墨彩画

春の庭で

2019年03月29日 | 日々好日
ゆすらうめ

いろはもみじ

つるききょう

 気付かずにいましたら、突然gooのブログがリニューアルになって、編集画面が開けず、コメントの入力をしてもどこから開くのかもわからないので、お休みにしていました。やっと再開できましたが、戸惑うばかりです。
 遠くに暮らす近親者や友人たちへの生存証明のつもりもあり、細々と続けてきましたが、そろそろ幕引きの頃合いかもしれません。
 荒れている最近の我が庭にも、春は世間並みに訪れ、素朴な花たちが存問してくれています。枯れたと思っていた山桜桃梅(ゆすらうめ)が今年は花をつけました。亡きあるじがこよなく愛していた花です。近頃ほとんど見かけることのない連翹も垣根で黄色の星をちりばめて健在です。桜はまだ四分咲きですが、その名もボケの花が多用な色使いで愉しませてくれます。いろはもみじの小さな花が咲く今ごろから、赤い小さなプロペラに乗って種を飛ばすころ、そして若楓(夏の季語)の季節までの変化を、紅葉の季節以上に私は愛でています。
 絵筆はこのところ友人の他界以来気が進まなくてお休みにしています。


連翹

花蘇芳

金柑

シャガの花

ボケの花