雀の手箱

折々の記録と墨彩画

作品の整理

2019年08月27日 | 塵界茫々
 お盆の賑やかな日々から、一気に一人暮らしに戻り、また日常のペースでの日々が始まりました。ご隠居暮らしになった妹夫婦が少し遅れたけれどと、奈良からお参りに来てくれました。聞けば交代での運転で、途中1泊して鞆の浦や広島周辺を観光しての九州入りだったようです。

 長年の画友たちの他界がこのところ毎年のように続いています。そこで、私も遅まきながら30冊を超えるファイルブックの大量の絵を整理し始めることにしました。
 テーマごとにファイルしなおすことから始めると、初心のころのたどたどしい心細げな線や色遣いで一生懸命に描いているそのころを彷彿して捨てる手が止まってしまいます。年賀状のための何枚もの下絵や構図、合評会での好評だったもの、自分では自信があったのに不評だった絵。その折々に寄せられた言葉までも蘇ります。
 今日はその中から、季節の花のうち朝顔の数枚を選んでみました。