毎日曇り空で、ぐずついたすっきりしない日が続いています。画題を探して庭に出るのが気晴らしになっています。
今日は冬の名残の何枚かの中から、2枚を選びました。大根干しはもうこの辺りでも見られなくなった風景ですが、つい先ごろのような記憶の中の冬の風物です。
枯れ蓮は挫折の冬のオブジェといった友人がいました。彼女のイメージとは異なるかもしれませんが、敗荷のまがまがしいまでの悲しみは、冬の季節にふさわしいようです。
毎日曇り空で、ぐずついたすっきりしない日が続いています。画題を探して庭に出るのが気晴らしになっています。
今日は冬の名残の何枚かの中から、2枚を選びました。大根干しはもうこの辺りでも見られなくなった風景ですが、つい先ごろのような記憶の中の冬の風物です。
枯れ蓮は挫折の冬のオブジェといった友人がいました。彼女のイメージとは異なるかもしれませんが、敗荷のまがまがしいまでの悲しみは、冬の季節にふさわしいようです。
がくりと首を折った蓮の姿、茶色く干からびて破れた葉は、刀折れ矢尽きた兵の木乃伊のようで、どきりとするときがあります。また枯れ残るいささかの緑のなまなましさ。
それに比べて大根達の、何というみずみずしさ!二つの絵の対比に冬の豊穣を見せていただきました!冴えたよい絵をお描きになります。
心惹かれる枯れ蓮は好きな画題ですが、思いがまだ表現できずもどかしい焦燥を残しています。
初めてお会いする方でしょうか。嬉しいご訪問を心より歓迎いたします。
ありがとうございます。