雀の手箱

折々の記録と墨彩画

庭に咲く花

2012年04月20日 | 日々好日
 白や黄の蝶が陽気な舞を見せるようになりました。春たけなわの今朝の庭では、岩八つ手も丹頂の赤い芯をみせ、花を開き始めたサツキの紅とおめでたい対をみせています。
 群立ちの十二単も年々繫みが深くなりますが、楓の大木の下でこう生い茂ると一種まがまがしく感じてしまいます。今が満開の門脇の八重桜は親株の枯れたところから生え出たひこばえが10年の歳月をかけて門の屋根にかぶさるほどに成長したものです。

 縁がなかった紫の苧環もどうやら定着してくれたようで、格好の画題になっています。
 蕗や三つ葉も食べきれないほどで、老二人を案じて訪ねてくださるご近所に配っています。















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2 コメント

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蓬莱山 ()
2012-04-21 10:11:31
 丹頂が翔び立つような岩八つ手、雀さんのおかげで知りました。ありがとうございます。苧環や勿忘草を追いやったジュウニヒトエの勁さには辟易しています。
 それにしても広いお庭… お城の一角のようでため息が出ます。露地の風情、景石など自然な侘びに惹かれます。
 毎日ながめ、暮らしたら、おおらかで豊かなこころになれるでしょう。ご健康にもいいですね。うらやましい雀さんです。
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草の庵 (ふくら雀)
2012-04-21 21:07:09
狭いとは言えませんが、古い屋敷が草に占拠され荒れています。
手入れできなくなって、池を埋め、松も3本撤去と省エネを目指しましたがそれでも追い付きません。
足を引き、杖を突いて歩く姿を見られたくないので、庭を何周かしてごまかしています。
季節が進むと草との格闘の日々となりますが、もう自分では手を出せなくなり人手を頼っています。
開き直って、あるがままの草の庵を楽しむことにして、ただ画題にはことかかないのを幸いとしています。
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