雀の手箱

折々の記録と墨彩画

例会

2012年04月11日 | すずめの百踊り
 桜に酔う日々が今年は気温のせいで例年よりも長かったようです。プールに通うコースが金山川に沿っているので、蕾がほころぶころから、一番好きな落花の花吹雪までを堪能しました。昨日からの花の雨で、明日はどんな姿になっていることでしょう。川面が「桜川」となって流れる花筏を期待しています。

金山川の桜




 今日の例会で、Tさんが提出された春を謳歌する明るい「両手に春」の作品に触発されて私風に遊んでみました。繊細でモダンな作風の彼女とは全く違った「両手に春がいっぱい」になりました。初めての趣向が面白くて、この遊び、当分やめられそうにありません。

 私の提出作品は以下の3点でした。

 
















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2 コメント

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会心の作 ()
2012-04-14 14:07:23
 のびやかな枝先に高々と咲く紫木蓮。観察の細やかさ、構図の良さ、ご研鑽の証しです。家でもようやく咲いています。
 良い作品ばかりを拝見しました。 
 瑞々しい筍の堂々とした安定感。ふくら雀さんの自信のほどが窺えます。 雀さんの信念を感じました。一方の万事無常、菜の花に連なるのは桜又桜、哀感をにじませて。人生の求道者をあたたかな春風が撫でて行く。スケールの大きな作品、雀さんらしい後ろ姿に、揺れる心を重ねます。モダンな百花図。うつろふ花々… しみじみと愉しんで。好き勝手な感想をおゆるしください。
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春愁 (ふくら雀)
2012-04-15 07:20:35
好きなテーマで、お遍路さんを追っかけていますが、揚げた笠の先に続く道は遥かな迷い道です。

哀感を受け止めてくださるのは蛙さんに詩人の魂があってこそです。ありがたいことです。

好き勝手に置いた花に墨を置いていくのが面白くて気晴らしに遊んでいます。
苧環が次々に花を開いて誘っていますので、描きとどめなくてはと思いながらも、このところイベント続きで出かけることが多くて・・・・

たわわに活けた椿の完成を楽しみに待っています。
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