旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2007北海道・秋~神々しい夜明け・緑岳早朝②

2007-10-15 22:06:25 | 旅鴉の唄
ここは前から気になっていた場所でしたが、いわゆる緑岳の斜面に比べると
紅葉の美しさ、規模では引けを取るので、ついそちらを優先、
ここで本格的に撮影するのは今回が初めてでした。
緑岳の斜面の見頃にはやや早かったので、今回初めて脚光を浴びたんですね。

O氏のハッセル(中版カメラ)に対抗するには、とりあえず
下手なテッポウを撃ちまくらなければなりません。
立て位置で撮ったり、少し場所を変えたり、また左側の斜面も撮ってみますが、
太陽に向かって撮ることになりどうしてもフレアが入ってしまいます。

人間の目には見えない赤味を帯びた光線+リバーサルの色乗りのいい発色+
PLフィルターが利いて、燃えるように赤い大地です。
残念なのは、ポジの段階では手前のウラシマツツジはより赤く、斜面のナナカマドは
少し薄めの赤とグラデーションが出ているんですが、いかんせんスキャンして
パソコンに取り込むとメリハリがなくなってしまったことですね。
マニュアルで微調整したらもう少し何とかなるかもしれませんが、
これ以上手間のかかることは私には出来そうもありません。

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2007北海道・秋~ベース・キャンプ作戦⑤

2007-10-15 22:00:08 | 旅鴉の唄
茫然自失の私、様々な思いが頭を駆け巡る中、とりあえず
濡れたものを片付けねばと動き始めますが、なにせ放心状態、
あっちにウロウロ、こっちにウロウロと段取りの悪いこと…

このところ立て続けに写真に嫌われている上このトラブル、さすがに
かなり落ち込んでしまいました。泊まるところもなくなったし、
「もうこのまま下山してしまおうかな」との気持ちも強かったのですが、
なんとか踏みとどまり、小屋に泊まることを管理人さんにお願いし、
引き続き荷物の片付けに追われます。
(結果的に久しぶりの小屋ライフを楽しめるし、地元セミプロO氏には
再会するわ、写真は撮れるわで、この選択は正解だったのですが、
この時の話はまた別の機会にするかどうか…)

徐々に冷静になるにつれ被害が明らかになりますが、雨対策が功を奏したのか
寝袋、食料などは湿気た程度で被害は少なく、小屋泊まりには
まったく影響がないことがわかりました。
長く使ってきたポリタンクが破損しましたが、こんな大きな騒ぎを引き起こした割りに
この程度で済んだのが不幸中の幸いでした。
片付けに一番手間取ったのが新聞紙、なにかと重宝する装備ですが、
びしょ濡れになるとなかなか乾かない厄介者に早変わりなんです。

どうしようもないのはテント…
ポールだけなら買い換えられるが、張り綱まで切れてしまっているので、
ここは清く諦め買い直すしかないのか…ペグも足りないし(どこいったんだろう?)
10年以上使ったのかな、このエアライズ、苦楽を共にしたので名残惜しいが、
買い換えるか…約4万円の出費、痛いな~。
(いや、もしかしたらそれらのパーツを買い揃えればまだまだ使えるか?
しかし、それなりの費用になるだろうし、もうだいぶくたびれてきていたので、
この際思い切るか…)

I大先生もこの日山に戻ったが、同じエアライズなのに大先生のは無事。
よく見ると張り綱が倍に補強されている…
う~ん、まだまだ大先生にはかないそうもありません。(続く)




コメント (2)
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