広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

GAOパン

2012-05-15 23:32:49 | ランチパック
たけや製パンのパンの話題。
今月は「たけやフレッシュランチ」は新商品が少なく、2010年夏からしばらく発売されていた「チョコバナナ」が復活した程度の模様(食べていないので中身は知らないが、包装はその時と異なる)。

フレッシュランチ以外では、おもしろいシリーズが発売された。
男鹿水族館の仲間達」という、秋田県男鹿市にある「男鹿水族館GAO」の生き物をモチーフにしたパンが6種類(いずれも標準価格126円)。
ちょうど1年前、秋田市大森山動物園の動物をモチーフにした「大森山動物園の仲間たち」シリーズ5種類が発売されていたが、その第2弾の位置づけのようだ。(動物園が「仲間たち」、水族館は「仲間達」と表記が違うけれど)※大森山動物園のパンはこちらこちらで紹介しました。現在は発売されていません。
今回は、売上の一部を秋田魁新報社を通じて、東日本大震災で被災した子どもたちの支援に充てるという。

他のたけや製品同様、秋田県内の小売店で売られているが、6種類全部が揃っている店は多くない。
マルダイ牛島店がいちばん種類が多く(全部?)、マックスバリュ茨島店が4種類くらい、ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店が3種類といった感じ。
イオン秋田中央店(旧秋田サティ)に至っては、1つも置いていない。イオン土崎港店(旧ジャスコ土崎港店)にはたしかあったのだが。
(このシリーズに限らず、サティはいつも同じパンばかりを仕入れているような印象がして、つまらない。)


1つだけ購入できなかったので、今回は5種類を紹介します。
ごまふあざらし ザックチョコ」576kcal、「ホッキョクグマ ミルク&カスタード」352kcal
まずは哺乳類から。
ゴマフアザラシパンは、「デニッシュ生地に、チョコチップを折り込みザクザクチョコをサンドしました。」とのこと。カロリーが高い。
パンが2枚重なっている
剥がすと、
中にチョコクリーム
このクリームがザクザク食感がある。
パン生地に練りこんだチョコの模様で、「ゴマフ」を表しているようだ。どうせなら白い生地にしたほうがリアルだけど、難しいのかな。

大森山動物園のパンでもそうだったが、パンの包装のイラストでその動物っぽく見えるが、袋から出してしまうと、単なる「ちょっと変わった菓子パン」になってしまう。大量生産品だから仕方ないのだろうけど。


テラタ前知事が、水族館での展示に異様に執着していたホッキョクグマ。標準和名は「ホッキョクグマ」であり、「シロクマ」は通称。
当初、知事が「シロクマ」と呼んでいたため、マスコミや水族館自身も鵜呑みにして「シロクマ」とすることが多かったが、最近はやっとホッキョクグマが定着しつつある。一般人はともかく、報道機関や飼育展示施設なら、標準和名を使うべきだと思う。
で、そのパン。
真っ白
ハンバーガー状に上下が分離する。
ミルク味とカスタードの2種のクリーム
生地が柔らかく、2種のクリームのコンビネーションを楽しめて、クリームパンとしてはいいんじゃない?


はたはた チョコとカスタードのデニッシュ」(カロリー確認を忘れました…)、「サンゴ サクランボクリーム&ホイップ」296kcal
秋田の県民魚・ハタハタのパンもある。
横手市の木村屋というお菓子屋さんでは、昔から「はたはたパイ(R)」という細長いパイがあり、味付けにはハタハタで作る魚醤「しょっつる」が使われている。(浜松のうなぎパイみたいなものです)
このパンを見て、一瞬それを連想してしまったが、こちらはイメージだけ。
「デニッシュ生地にカスタードを絞り、バターそぼろをトッピングしました。」もので、ハタハタは使われていない(はず)。
薄っぺら
表面の粉みたいなのが「バターそぼろ」というヤツか。
ゴマフアザラシパンと若干かぶるような気もするが、カスタードが入っている分、こっちのほうが好き。


行ったことないので知らなかったけど、男鹿水族館にはサンゴの水槽もあるそうだ。そのサンゴもパンになった。パンになった6種類の中では唯一の無脊椎動物!
クリームパンがピンク色になったみたいな…
ピンクということは「およげ!たいやきくん」に登場した「モモイロサンゴ」とかがモデル?
中身がとても変わっていて、ホイップクリームと「サクランボ風味のクリーム」。
なお、青森の工藤パンでは、サクランボのジャムを使ったイギリストーストを発売中とのこと。ヤマザキ系列ではサクランボを推しているのでしょうか。
ピンクのクリームも入っている
包装には「サクランボ風味のクリームを“包み”、ホイップクリームを“注入”しました。」と製法を丁寧に説明している。ホイップクリームを注入したであろう穴が、側面(下のほう)にあった。
ホッキョクグマと同じく生地は柔らか。
まさに「サクランボ味のクリームパン」といった味だけど、「お菓子っぽさ」が強いかな。そして甘い。菓子パンだからいいのだろうけど、甘いのが苦手な方はムリかもしれない。


紹介する最後は、
ちんあなご けずりチョコクリームサンド」379kcal
大森山動物園ではキリンだったけど、こちらでも長いのが登場。
「チンアナゴ」はアナゴの1種。犬の品種「狆(ちん)」に顔が似ていることにちなむ。体長は40センチほどで、その大部分を砂の中に埋め、一部だけを海中に出している。
秋田在住のシンガーソングライターが、チンアナゴの名前や生態に興味を持ってその歌を作り、イラストレーターがキャラクター化するなど、ちょっとしたブームになっている。
 
これもハンバーガー状の上下分離構造で、チョコクリームの中にチョコが入ったものが挟まれている。


紹介できなかった1つは、「うみがめ マーラーカオクリームサンド」。マーラーカオにクリームを入れるというのが珍しい。

大森山動物園シリーズでは、パッケージにその動物の紹介が掲載されていたが、今回は水族館の紹介だけだった。
製品名は、大森山動物園では「~みたいなパン」「~のようなパン」という名称だったが、今回は違う。そのため、レシートの記載は…
「サンゴ」「ハタハタ」(マックスバリュ東北)
なんかサンゴとハタハタを買ったみたいな表記。
ザ・ガーデンでは頭に「タケヤ」がつくものの、
「タケヤ チンアナゴ」とか
知らない人が見たら、とんでもないものを買ったと思われそう。
コメント
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