秋田駅からすぐのところにある、“市民の台所”こと秋田市民市場。2003年に新しい建物ができた。
南西角から。道路の向かい(写真左端)はNTT東日本
この交差点も、通町・菊谷小路の交差点と同じく、いつの間にかスクランブル式に変更された。
7月からは循環バスがここを走ることになる。
さて、市民市場前の建物に沿って(自転車置き場などがあり空間が開いている)、木が植えられている。
街路樹のように見えるが、歩道寄りの市場の敷地に植えられているので、市場側で植えたものらしい。
今まで、木があることは意識していたが、その樹種は気にも留めていなかった。よく見ると、
高さがでこぼこ?
2種類の木が1本ずつ交互に植えられていた。
そのうち、背が高いほうの木は…
なんか花が咲いてる
この木って…
※撮影時は風が強かったので、葉が乱れています
葉っぱの形、そして白い房状(円錐花序)の花。トチノキだ!
先日、これの仲間の西洋種をさらに改良した「ベニバナトチノキ」が大町のサン・パティオで咲いているのを2度に渡って紹介した(こちらとこちら)が、その日本版(在来種)に当たる種だと思われる。
西洋種で白い花が咲く「セイヨウトチノキ(マロニエ)」は、もっと、もやもやっとした花のようなので、それではないと判断した。
花をよく見ると、花弁の一部に濃いピンクというか赤い点が入る。
ベニバナトチノキに比べると控えめだけど、これで虫の目を引くのだろう。
何本かトチノキがあるうち、上の写真のように盛大に花が咲いていたのは、実は1本だけ。
他はまったく花を付けていなかったか、1つ2つしか咲いていなかった。
花が1つだけ咲く木(横の信号機、音響式用のスピーカーの配線がやや雑ですな)
桃栗三年柿八年…というが、トチノキは花が咲くようになるまで、相当の年数を要するという。発芽後10年以上はかかり、20年近いという話もある。
ここのトチノキは、樹齢20年には達していないだろうから、やっと咲くような程度まで生長してきたということだろうか。
そういえば先日、とあるお宅の庭にトチノキが植えられているのを見つけたが、それは小さな木で花が咲いていなかったから、若い木なのだろう。
では、サンパティオのベニバナトチノキは、種が違うし、多少樹齢が進んでいるとはいえ、まだ小さいのにあんなにたくさん花が咲くのはなんでだという疑問も出てくる。あまり大きくならない(矮性)品種なのかもしれない。
トチノキは山に行けば生えているけれど、街中でも咲いていることを知った。
NTTのアンテナとトチノキの花
市民市場で栃の実が収穫できる日が来るかもしれない
最後に、市民市場前のトチノキでないほうの木。
小さくて丸っこい、ハート型のような葉がついていて、かわいらしい。「シナノキ(科の木)」のようだ。
こちらには、あまり目立たないつぼみが付いていた。
「苞(苞葉)」という細長い葉のようなものがつぼみの根元から出ている
身近なところにもいろんな木があるものです。
南西角から。道路の向かい(写真左端)はNTT東日本
この交差点も、通町・菊谷小路の交差点と同じく、いつの間にかスクランブル式に変更された。
7月からは循環バスがここを走ることになる。
さて、市民市場前の建物に沿って(自転車置き場などがあり空間が開いている)、木が植えられている。
街路樹のように見えるが、歩道寄りの市場の敷地に植えられているので、市場側で植えたものらしい。
今まで、木があることは意識していたが、その樹種は気にも留めていなかった。よく見ると、
高さがでこぼこ?
2種類の木が1本ずつ交互に植えられていた。
そのうち、背が高いほうの木は…
なんか花が咲いてる
この木って…
※撮影時は風が強かったので、葉が乱れています
葉っぱの形、そして白い房状(円錐花序)の花。トチノキだ!
先日、これの仲間の西洋種をさらに改良した「ベニバナトチノキ」が大町のサン・パティオで咲いているのを2度に渡って紹介した(こちらとこちら)が、その日本版(在来種)に当たる種だと思われる。
西洋種で白い花が咲く「セイヨウトチノキ(マロニエ)」は、もっと、もやもやっとした花のようなので、それではないと判断した。
花をよく見ると、花弁の一部に濃いピンクというか赤い点が入る。
ベニバナトチノキに比べると控えめだけど、これで虫の目を引くのだろう。
何本かトチノキがあるうち、上の写真のように盛大に花が咲いていたのは、実は1本だけ。
他はまったく花を付けていなかったか、1つ2つしか咲いていなかった。
花が1つだけ咲く木(横の信号機、音響式用のスピーカーの配線がやや雑ですな)
桃栗三年柿八年…というが、トチノキは花が咲くようになるまで、相当の年数を要するという。発芽後10年以上はかかり、20年近いという話もある。
ここのトチノキは、樹齢20年には達していないだろうから、やっと咲くような程度まで生長してきたということだろうか。
そういえば先日、とあるお宅の庭にトチノキが植えられているのを見つけたが、それは小さな木で花が咲いていなかったから、若い木なのだろう。
では、サンパティオのベニバナトチノキは、種が違うし、多少樹齢が進んでいるとはいえ、まだ小さいのにあんなにたくさん花が咲くのはなんでだという疑問も出てくる。あまり大きくならない(矮性)品種なのかもしれない。
トチノキは山に行けば生えているけれど、街中でも咲いていることを知った。
NTTのアンテナとトチノキの花
市民市場で栃の実が収穫できる日が来るかもしれない
最後に、市民市場前のトチノキでないほうの木。
小さくて丸っこい、ハート型のような葉がついていて、かわいらしい。「シナノキ(科の木)」のようだ。
こちらには、あまり目立たないつぼみが付いていた。
「苞(苞葉)」という細長い葉のようなものがつぼみの根元から出ている
身近なところにもいろんな木があるものです。