広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

南中解体終了

2016-01-11 23:10:36 | 秋田のいろいろ
2015年の記事の続き、その2。
南中校舎解体の記事にも、多くのアクセスをいただいた。その後。

秋田市南通にある、秋田市立秋田南中学校のうち南棟は、秋田市立学校では珍しい鉄骨造(S造)の校舎であった。建築から40年を経て老朽化と耐震強度不足のため、2015年夏から11月にかけて解体された。
その模様は、本格解体開始前10月初めのわずかに残った建物を紹介した。
(再掲)在りし日の南中南棟
その後、現在(最終訪問は12月末)までの状況。
11月初め
11月初めには、校舎はすっかり姿を消した。
写真左側の残された鉄筋コンクリート造(RC造)の校舎には、南棟との接続部分が各階にあり、そこが足場とシートで覆われている。
そこはやがて、
上と反対側から撮影
窓付きの壁ができた。ふさがれて廊下の突き当りになったわけだ。
屋上には箱型のタンクのようなものも設置された。
工事期間終了後も、グラウンドと校舎跡の間の囲いは残っている。

グラウンド側から在りし日の南棟

同アングルの解体後
上の解体前後の写真では、落葉しているけれど木の位置がめやすになる。解体工事に伴い、中央部の木は伐採された。【12日追記】この写真で比較すると、だいぶ大きな建物が姿を消したことを実感させられた。
今まで南棟で隠れていた、正面のRC造校舎の裏面が見える。左奥のクリーム色の中通総合病院も、以前は右端が微妙に隠れて見えなかったのが、解体後はその全部が見えるようになった(木の落葉のせいもあるか)。



何も知らない人が見たら(あるいは知っている人でもぱっと見ただけでは)、最初からこうだったかと思ってしまうような、南棟の面影がほとんどない状態になってしまった。
しばらくはこの状態が続き、将来的には新校舎建設があるかもしれないという報道だった。

南中南棟解体の話題は、これにて完結です。
他の工事の続報シリーズはまだあることでしょう

【7月4日追記】2016年7月時点では、学校正面で大規模な下水道工事が行われている。その関係もあるのか、南棟跡は整地されて教職員用と思われる駐車場になった。
それに、RC造校舎の塞がれた接続部付近に、グラウンドから見える電気時計が設置された。南棟にかかっていたのとは枠の色が違うが、新品でもないようにも見える。
コメント
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