青春18きっぷ2回分で、小旅行。
4県をひと回りする奥羽本線(通称・南線~愛称・山形線)→仙山線→仙石線→東北本線→田沢湖線→奥羽本線(南線)、乗り換え駅名では秋田→新庄→山形(宿泊)蔵王→山形→仙台→本塩釜(徒歩)塩釜→小牛田→一ノ関→盛岡→大曲→秋田のルート。
いずれもこれまでに乗車した経験がある路線ではあったものの、10年以上ぶりなど久々に乗る区間がほとんど。
行程上、各地をじっくり見ることはできず、乗車している時間のほうが長く、しかもここまで普通列車に乗り続ける旅行も久しぶり。
どうなるかと少々心配だった(←自分で計画したクセに)けれど、新幹線に逃げる(通称新幹線ワープ)こともなく、計画通りのルートをたどることができた。
青春18きっぷや北海道&東日本パス利用者が大挙して乗りこむ列車にも当たらず、車内もおおむね快適。同じ東北地方でも、土地土地で風景が異なるのが改めて分かり、車窓も楽しめた。
鉄道の旅はいいものだし、自分は鉄道に乗るのが好きなんだと、改めて実感した。
今回、狙ったわけではないが、いろいろな車両に乗ることができた。
考えてみれば、JR東日本が東北地方で運行している普通列車用電車(本来の意味での“電車”。気動車などは除く)のうち、ほぼすべての形式・区分番台に乗車している。乗ってないのは、男鹿線EV-E801系、第3セクターから乗り入れる車両のほか、秋田と仙台の少数派701系100番台、それにE721系0番台くらい。
乗ったのは、秋田地区の701系0番台(秋田→新庄、大曲→秋田)のほかには、
701系5500番台(新庄→山形)
山形新幹線区間の普通列車用。701系後期版の広い線路幅版。オールロングシート。テールランプが目立たないので、すっきりした顔。
クハ700の床下では、ブレーキを緩解するときに「チー」とエアの音がした。他の番台では聞こえなかったはず。
719系5000番台(蔵王→山形)
同じく山形新幹線区間用。秋田に転属してきた719系の広い線路幅版で、座席は独特な集団見合い式。
E721系1000番台(山形→仙台)
701系の後継車E721系の最新版。719系の代替として2016年秋~今春にかけて導入された4両編成で、まだ新車の香りがした。
205系3100番台(仙台→本塩釜)
飛び地の直流電化路線である仙石線向けに、山手線・埼京線の205系を土崎工場で改造。座席が特殊な車両に当たった。
そして、まさかの
719系0番台(塩釜→小牛田)
仙台での定期運用がまだ残っているらしく、運良くそれに当たった。外観も車内も、5000番台と酷似。
701系1500番台(小牛田→一ノ関)
座席の布地が719系と同じなんだ。
701系1000番台(一ノ関→盛岡)
秋田の次に導入された、東北本線対応版の初期型(その後期型が1500番台)。
盛岡のは帯も座席も青紫色(岩手県花のキリの花がモチーフ)で、落ち着いていて好き。
乗車時間は長く(そのせいか冷房が効きすぎて少々寒かった)、さらにだんだん混雑してきて、少々退屈だったけど。
701系5000番台(盛岡→大曲)
線路幅の広い田沢湖線用。5500番台とは、一部機器やトイレのほか、ボックスシートもある点が異なる。
帯の色は、秋田地区のピンクと盛岡地区の青紫を合わせたということなんでしょう。
正面貫通扉に「N5008」と番号を表記しているのが、秋田支社ならでは。
特徴的な車両や風景については、後日また。※次の記事。
7月下旬の大雨で、路盤や柱が流出して不通になった区間も通過。
羽後境-峰吉川間とのことだったが、峰吉川駅のすぐそば。向こうの道路は県道244号線か。もっと山奥かと思っていた。
行きに撮影。見えている線路が新幹線用。右が峰吉川駅方向
まだ工事が続いていて、徐行運転していた。
ほかの区間でも、木がなくなって山肌が露出した箇所が、小規模なものを数か所確認できた。
先週後半も大雨になり、大仙市で再び雄物川が氾濫したが、鉄道への物理的被害はなかった。
実は、旅行最後の田沢湖線と奥羽本線では、その大雨の影響で1時間以上遅れた。だけど無事に帰着できてよかったと秋田駅を出たとたん、土砂降りになって、びしょ濡れになったのはツラかった。
最後に、以前から気になっていた、市街地におけるセミの種類。
秋田市では昔からアブラゼミだけど、都市によっては他のセミと勢力争いが繰り広げられ、東北地方でもアブラゼミがほとんどいない町もあるという。今回、セミの声を聞くことができた駅での状況。
新庄駅はアブラゼミ。山形駅はミンミンゼミが優勢ながら、アブラゼミもけっこう聞こえた(ちなみに山形市の蔵王温泉ではミンミンゼミ)。一ノ関駅はミンミンゼミ。
ミンミンゼミなんて、秋田市では聞いたことがない。(迷いこんだらしきセミが鳴いているのは1度だけ聞いた)
ミンミンゼミは森林を好むセミながら、東日本太平洋側では都市部にもいるとのことだったが、実感できた。
4県をひと回りする奥羽本線(通称・南線~愛称・山形線)→仙山線→仙石線→東北本線→田沢湖線→奥羽本線(南線)、乗り換え駅名では秋田→新庄→山形(宿泊)蔵王→山形→仙台→本塩釜(徒歩)塩釜→小牛田→一ノ関→盛岡→大曲→秋田のルート。
いずれもこれまでに乗車した経験がある路線ではあったものの、10年以上ぶりなど久々に乗る区間がほとんど。
行程上、各地をじっくり見ることはできず、乗車している時間のほうが長く、しかもここまで普通列車に乗り続ける旅行も久しぶり。
どうなるかと少々心配だった(←自分で計画したクセに)けれど、新幹線に逃げる(通称新幹線ワープ)こともなく、計画通りのルートをたどることができた。
青春18きっぷや北海道&東日本パス利用者が大挙して乗りこむ列車にも当たらず、車内もおおむね快適。同じ東北地方でも、土地土地で風景が異なるのが改めて分かり、車窓も楽しめた。
鉄道の旅はいいものだし、自分は鉄道に乗るのが好きなんだと、改めて実感した。
今回、狙ったわけではないが、いろいろな車両に乗ることができた。
考えてみれば、JR東日本が東北地方で運行している普通列車用電車(本来の意味での“電車”。気動車などは除く)のうち、ほぼすべての形式・区分番台に乗車している。乗ってないのは、男鹿線EV-E801系、第3セクターから乗り入れる車両のほか、秋田と仙台の少数派701系100番台、それにE721系0番台くらい。
乗ったのは、秋田地区の701系0番台(秋田→新庄、大曲→秋田)のほかには、
701系5500番台(新庄→山形)
山形新幹線区間の普通列車用。701系後期版の広い線路幅版。オールロングシート。テールランプが目立たないので、すっきりした顔。
クハ700の床下では、ブレーキを緩解するときに「チー」とエアの音がした。他の番台では聞こえなかったはず。
719系5000番台(蔵王→山形)
同じく山形新幹線区間用。秋田に転属してきた719系の広い線路幅版で、座席は独特な集団見合い式。
E721系1000番台(山形→仙台)
701系の後継車E721系の最新版。719系の代替として2016年秋~今春にかけて導入された4両編成で、まだ新車の香りがした。
205系3100番台(仙台→本塩釜)
飛び地の直流電化路線である仙石線向けに、山手線・埼京線の205系を土崎工場で改造。座席が特殊な車両に当たった。
そして、まさかの
719系0番台(塩釜→小牛田)
仙台での定期運用がまだ残っているらしく、運良くそれに当たった。外観も車内も、5000番台と酷似。
701系1500番台(小牛田→一ノ関)
座席の布地が719系と同じなんだ。
701系1000番台(一ノ関→盛岡)
秋田の次に導入された、東北本線対応版の初期型(その後期型が1500番台)。
盛岡のは帯も座席も青紫色(岩手県花のキリの花がモチーフ)で、落ち着いていて好き。
乗車時間は長く(そのせいか冷房が効きすぎて少々寒かった)、さらにだんだん混雑してきて、少々退屈だったけど。
701系5000番台(盛岡→大曲)
線路幅の広い田沢湖線用。5500番台とは、一部機器やトイレのほか、ボックスシートもある点が異なる。
帯の色は、秋田地区のピンクと盛岡地区の青紫を合わせたということなんでしょう。
正面貫通扉に「N5008」と番号を表記しているのが、秋田支社ならでは。
特徴的な車両や風景については、後日また。※次の記事。
7月下旬の大雨で、路盤や柱が流出して不通になった区間も通過。
羽後境-峰吉川間とのことだったが、峰吉川駅のすぐそば。向こうの道路は県道244号線か。もっと山奥かと思っていた。
行きに撮影。見えている線路が新幹線用。右が峰吉川駅方向
まだ工事が続いていて、徐行運転していた。
ほかの区間でも、木がなくなって山肌が露出した箇所が、小規模なものを数か所確認できた。
先週後半も大雨になり、大仙市で再び雄物川が氾濫したが、鉄道への物理的被害はなかった。
実は、旅行最後の田沢湖線と奥羽本線では、その大雨の影響で1時間以上遅れた。だけど無事に帰着できてよかったと秋田駅を出たとたん、土砂降りになって、びしょ濡れになったのはツラかった。
最後に、以前から気になっていた、市街地におけるセミの種類。
秋田市では昔からアブラゼミだけど、都市によっては他のセミと勢力争いが繰り広げられ、東北地方でもアブラゼミがほとんどいない町もあるという。今回、セミの声を聞くことができた駅での状況。
新庄駅はアブラゼミ。山形駅はミンミンゼミが優勢ながら、アブラゼミもけっこう聞こえた(ちなみに山形市の蔵王温泉ではミンミンゼミ)。一ノ関駅はミンミンゼミ。
ミンミンゼミなんて、秋田市では聞いたことがない。(迷いこんだらしきセミが鳴いているのは1度だけ聞いた)
ミンミンゼミは森林を好むセミながら、東日本太平洋側では都市部にもいるとのことだったが、実感できた。