広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

やわらかもちケーキ

2018-01-04 23:40:45 | ランチパック
昨年12月上旬、秋田市内のイオンリテール(旧・ジャスコ、サティ)の折込チラシに「新商品」として、「やわらかもちケーキ」が出ていた。
「りんご」と「ティラミス」があり、いずれも1個税込み170円。製造元はなんと工藤パン。工藤パンの商品が秋田でチラシに載るとは珍しい。

店頭では、「KUDOPAN」のロゴ入りの説明POPが出ていた。
買ってみた。
やわらかもちケーキ りんご 296kcal 要冷蔵
工藤パンだったら、まずはりんご味を買うべきでしょう。なぜかパッケージ表のシールには「KUDOPAN」ロゴがないが、側面の小さい文字の「製造者」欄はもちろん工藤パン。
「りんご」の下に「青森県産」とあるのは、りんごに対してなんだろうけれど、商品自体も青森県産。

スポンジケーキの上に、角リンゴとホイップクリームを載せ、求肥で包んだもの。
そう、山崎製パンの「雪苺娘(ゆきいちご)」と同じコンセプトだ。
ヤマザキと関係の深い工藤パンだから、雪苺娘のノウハウや機材を活用しているのだろう。ちなみに、秋田で売られている雪苺娘は、山崎製パン仙台工場製(製造所固有記号YSE)なので、工藤パンが受託しているわけではなさそう。

リンゴは大きいけれど1切れだけしか入っていなかったか。でも、シャキシャキしておいしいし、クリームもおいしかった。雪苺娘は食べたことがないので、この手のものは初めてだったけど、粉がかかっているし、ふにゃふにゃして少々食べづらい。

イオンの店頭では、その後、いったん見かけなくなったと思うが、正月前後はまた売られている。
通常は213円くらい。ネット上の情報も合わせると、りんご、ティラミスのほか、「和」「ベイクドチーズ」「バナナ」もある。ティラミスは表面にパウダーがかっていて、バナナはチョコクリームなので、いずれも外観は茶色い。

やわらかもちケーキの存在は、工藤パンの公式ホームページには、一切掲載されていない。ネット上の情報では、宮城県や山形県でも売られている模様。イオングループ限定商品の可能性も考えられるが、秋田市内のマックスバリュでは置いていない。
秋田市内のスーパーでは、工藤パン製のシベリアのような賞味期間が長いものは相変わらず売られているが、以前ほどイギリストーストを見かけなくなった感じもする(残念)。一方で、このような要冷蔵で消費期限が短いものも、チラシやPOPを出すほど力を入れて売られている。工藤パンの認知度が低い地域で売るのならなおさら、雪苺娘とのすみ分け(無関係のメーカーによるパクリだと思われないように)も問題。ヤマザキ系列各社間の事情もあるのだろうけれど、よく分からない。
コメント
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