広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新屋かまくら2018

2018-01-28 20:24:54 | 秋田の季節・風景
27日、秋田市南西部の新屋(あらや)地区で、ミニかまくら点灯などの「第16回 あらや大川散歩道雪まつり」が開催された。※昨2017年

前日までのとても厳しい寒さは少しだけ緩み、18時前後の気温はマイナス2度台。風は弱めで、これまでの極寒と比べれば、出歩いてもさほどつらくない。雪は前日から新たにいくぶん積もって、積雪は25センチ強。
秋田公立美術大学側から。
恒例のミニかまくらを積み上げた表示

オブジェ風のもの
一瞬、風が強くなって、軽い吹雪に。
少し霞んだ美大正面「サークルプラザ」
今年も、レストハウスがある厚生棟(上の写真右側)は開放されていたものの、照明は控えめ。壁掛けポストも健在。
さらに、先日雄物川対岸から見たように、アトリウム棟とシンボルタワーは工事中。
覆われたシンボルタワー
昨年は大学院新築中で狭くなっていた、旧米倉庫を転用した倉庫棟前は、元に戻っていた。建物が増えても、あまり違和感なし。4年制化・大学院開設で、土曜の夜でも学生の姿は多くなった。

全体の来場者は例年並みにたくさん来ていたものの、本部前で餅つきなどが行われていたせいか、美大側を歩く人はやや少ないような気もした。
恒例の新屋高校の生徒扮するヤマハゲは、やたらと「勉強してるか」を強調して歩く。ヤマハゲは本来は、男鹿のナマハゲ同様、子どもたちに恐れられる存在かと思うが、昨年も感じたように、ここのヤマハゲはなぜか子どもに人気。今年も10人くらいの幼児~小学校低学年くらいの子がゾロゾロと後をついていった。彼らの目的って…

倉庫棟から新屋駅までの貨物線路跡の遊歩道側。

雪が降って間もないので辺り一面白いものの、量はさほど多くないから、高く積み上げられてはいない。同じようでいて、毎年、どこかが違う光景。

28日付秋田魁新報・秋田市地域面によれば、ミニかまくらの個数は「およそ3千個」とあるから、例年並み。でも、若干少なめなような気もした。
今年のミニかまくら、
こんなのが多かった
口の開き方が従来と違う、というか穴周辺の雪が融けて口が大きくなったり、さらにどんどん融けて消えていきそうなかまくらが目立った。
さらに新屋駅側の積み上げたかまくらは、
前のめり
※駅前の閉店したパチンコ屋は、昨年同様そのまま。
こんなに傾いてしまった
この数十分後には、崩れてしまっていた。
口が大きくなったり倒れたりしたのは、点灯開始から少し経っていたせいもあるかもしれないが、今年の雪質の影響ではないだろうか。
今年は気温が低いので、水分が少ない雪。だから固めづらく、いつもよりもろいミニかまくらになり、ろうそくの熱で容易に融けてしまったと考えられる。
雪像作りでは、水をまぜたりかけたりして強度を増すそうで、同じような処理をすればいいのだろうけど、一晩だけのものにそこまでやるのも大変でしょうね。

会場から県道56号線(西中前・新屋線のルート)を渡って、もう1本向こうの県道65号線(旧道・新屋西線のルート)沿いの酒造会社跡に、2017年に「秋田市新屋ガラス工房」がオープン。今回は、そちらでもミニかまくらが並べられたようだが、若干遠いのでパス。今朝の魁でも触れていなかった。

翌2019年の様子
コメント
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