広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

AKT前の柵?

2018-11-09 00:05:32 | 秋田の季節・風景
秋田市八橋本町の秋田テレビ(AKT)本社前。
今回はAKTそのものの話題ではありません
AKT前の市道は、プラタナスとツツジかなにかの低木の植えこみからなる街路樹がある。
八橋一里塚交差点~八橋大通りとの交差点まで、全区間の両側で同じ街路樹のようだけど、AKT前にだけ特別な“装備”があることに、最近気がついた。
分かるでしょうか
低木部分を保護するような、緑色の金属パイプによる柵状の物体が設置されているのだ。
 
歩道側・車道側とも、構造物の中央部に1つずつ、秋田市章が取り付けられている。
秋田市章

他の道路でもこのような物体を見た記憶はない。
この道路ができて街路樹が植えられたのは1969年のAKT開局よりは後、1980年代か? ちなみにAKTの現社屋は1992年にできた。
パイプのサビや一部が破損していることからして、新しいものではないけれど、そんなにボロボロでもない。
どんな目的があって、どうしてAKT前にだけあるのだろう。

市章があるからには道路管理者の秋田市が設置したのか、AKT前だけにあるからAKTが周辺環境整備の一環で設置したのか。
ちょうどAKTの正面
※その後、植え込みの花が咲いた写真はこちら


ついでに「花のある美しい街」プランターのちょっとした続き。【9日追記】上記のAKT前の柵も、もしかしたら花のある美しい街キャンペーンと何らかの関係がなくもないのかも?
昭和末以降、秋田市では市章と「花のある美しい街 秋田市」が印刷されたプランターを、町内会などに配布していた。
現在は新規配布はやめようだが、一部の秋田市の施設・公園ではまだ見られるし、それにならって手書きした大型プランターもある。
(再掲)もともとのプランター

現在、ごく一部の複数の秋田市の施設では、こんなプランターがある。
少し違う「花のある美しい街」
板もしくはシートに印字したものを、古いプランターに貼り付けたようで、地色が白い。
プランター自体は、もともとのプランターと似ているから、文字が薄れるなどしたものをリニューアルしたのか。

もともとの文字は写研の「ナール」で、現在はほぼ使用不可能の書体。
新しいものは配置も違うし、丸ゴシック体ながら文字の細部は異なる。ダイナコムウェアの「DF太丸ゴシック体」だと思われる。

古いものを大切に使うのはいいことだけど、屋外に置くプラスチック製品であるプランターの耐久性なんて、たかが知れている。経験上、持った拍子にバキッと欠けそうで怖い。それとも、ものすごく丈夫な特別な樹脂でも使ってるのかしら。
重ね貼りしてまで使い続けるくらいなら、新しく印字したプランターを購入したほうがいいのでは?
あるいは、重ね貼りしてまで、表向きには使われなくなった「花のある美しい街」のフレーズを示し続ける必要があるのか。そして秋田市がそのフレーズに恥じない街であるのか、個人的には疑問を感じなくもない。
コメント
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