秋田では珍しいカンキツ類であるカラタチの木が秋田大学手形キャンパスにある。その続き。
まず、前回、秋田市内でほかに2か所の民家の庭にカラタチがあるのを知っているが、うち1軒は建物が解体中としていた。その後、解体されていたお宅で、カラタチの木もなくなってしまった。
だから、知る限りでは秋大と民家1軒だけになってしまった(ほかにもなくはないでしょうけど)。
8月上旬
昨年、初めて気がついたのがこの状態。
緑の葉とともに、まんまるなピンポン玉大の果実が着いている。果実の数は、咲いていた花の数よりは少ない。果実の表面は、白っぽく見えベルベットのよう。細かい毛が密に生えているようだ。
葉はそんなに多くなくまばらで、枝とトゲがむき出しの部分も。木の具合が悪いわけでなく、こういうものらしい。
それから2か月。
10月上旬
遠くからでも黄色くなった果実が分かる。
この段階では葉はまだ着いていて、黄色くなりかけた感じ。
さらに1か月。
11月初め
かなり葉が落ち、ほぼ果実だけがぶら下がる状態。
果実はピンポン玉大のまま。一見、完全な球だけど、枝と反対側(果頂部)が円形に少し盛り上がっている。
表面の毛は残っている。毛のせいなのか、レモンやグレープフルーツほど鮮やかではない、優しい黄色。
地面に落ちた果実もいくつか
落ちたものを手に取ってみると、毛の柔らかな感触がある。ユズとかカボスなど香酸カンキツ類のような、いい香りがした。
カラタチの実は、とても酸っぱい上に苦く、食用にはならないとのこと。薬用や果実酒にはできる。
秋の西日を受ける
10月上旬
北原白秋は「からたちの花」の4番で果実を「まろいまろい金のたまだよ」と表現した。
まんまるな黄色い玉が空中に浮かんでいるようで、ちょっと不思議な光景。
まず、前回、秋田市内でほかに2か所の民家の庭にカラタチがあるのを知っているが、うち1軒は建物が解体中としていた。その後、解体されていたお宅で、カラタチの木もなくなってしまった。
だから、知る限りでは秋大と民家1軒だけになってしまった(ほかにもなくはないでしょうけど)。
8月上旬
昨年、初めて気がついたのがこの状態。
緑の葉とともに、まんまるなピンポン玉大の果実が着いている。果実の数は、咲いていた花の数よりは少ない。果実の表面は、白っぽく見えベルベットのよう。細かい毛が密に生えているようだ。
葉はそんなに多くなくまばらで、枝とトゲがむき出しの部分も。木の具合が悪いわけでなく、こういうものらしい。
それから2か月。
10月上旬
遠くからでも黄色くなった果実が分かる。
この段階では葉はまだ着いていて、黄色くなりかけた感じ。
さらに1か月。
11月初め
かなり葉が落ち、ほぼ果実だけがぶら下がる状態。
果実はピンポン玉大のまま。一見、完全な球だけど、枝と反対側(果頂部)が円形に少し盛り上がっている。
表面の毛は残っている。毛のせいなのか、レモンやグレープフルーツほど鮮やかではない、優しい黄色。
地面に落ちた果実もいくつか
落ちたものを手に取ってみると、毛の柔らかな感触がある。ユズとかカボスなど香酸カンキツ類のような、いい香りがした。
カラタチの実は、とても酸っぱい上に苦く、食用にはならないとのこと。薬用や果実酒にはできる。
秋の西日を受ける
10月上旬
北原白秋は「からたちの花」の4番で果実を「まろいまろい金のたまだよ」と表現した。
まんまるな黄色い玉が空中に浮かんでいるようで、ちょっと不思議な光景。