広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ポストベルト/局看板

2021-02-01 23:38:21 | 秋田のいろいろ
秋田市内の郵便局から2題。
昨年末にサンタクロースに装飾されたポスト(この記事など)。今はもちろん、いつものポストに戻った、はずだけど、一部、テープの跡が残っているのがある。さらに某局では、
何か余計なものが?
前面の赤い部分の上中央に黒い帯がある。サンタポストだった時のベルトのパーツ。
(再掲)
元からあまり意味がないパーツだと思ったけれど、はがすのを忘れた?
さらに目立たないのだが、黒い部分の両側には赤いベルト(?)も貼っていた。それは向かって右だけはがし、左側が残っている。ということは、はがしかけて途中でやめたのか?

塗装もいっしょにはがれそうで、やめたとかだろうか。
【追記】この後、はがされたのを4月26日に確認。その後、5月29日までに塗り替えられていた。この記事に写真あり。



2007年に郵政民営化で日本郵政グループが発足した時、郵便局の看板が新しくなった。「JP」ロゴが入り、道路に面して設置されるものでは、赤色のものとオレンジ色のもの(さらに銀行や保険はまた別)が存在する。
現状では、郵便事業と郵便局運営を行う「日本郵便株式会社」のコーポレートカラーは赤。どの郵便局も、本来ならば看板は赤でないといけないらしい。
オレンジは、2012年10月に吸収合併した「郵便局株式会社」のコーポレートカラーだった。旧特定郵便局を中心に、民営化時=郵便局会社時代に設置されたオレンジ色看板が、日本郵便吸収後も残っているのが実態らしい。

サンタポストついでに秋田市内を見たところ、赤い看板なのは秋田中央局、土崎局は当然として、特定局では外旭川局くらいだった。
サンタポストではなかった、特定局。
この局もオレンジ色看板
壁の縦長のオレンジ色看板に注目。
「茨島郵便局」
では、民営化以前からあったであろう、ドア周りの表示。
ドアガラスとドアの上(味のある独特の書体)
どちらも「秋田茨島郵便局」。

看板とドアで「秋田」がなかったりあったり不統一。
赤やオレンジの看板には、郵便局の正式名称が表示されるはずだし、それは玄関の表示だって同じはず。

郵便局の命名には、明確な決まりはなさそうで、所在する市町村名が付いたり付かなかったりアバウト。コンビニやスーパーなどの店舗名とさほど変わらない。
この局は「秋田茨島郵便局」が正式。

したがって、10年少し前に作られたオレンジ色の看板が間違っていることになる。気付いていないのかもしれないが、通用するから修正しないのだろう。いつか、赤い看板に変わる時には「秋田茨島」になるはず。
コメント (2)
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