JR秋田駅の東西自由通路・ぽぽろーど(駅舎と同時竣工の部分)の天井耐震補強(天井板の落下防止?)工事。
今年度は、最後に残ったいちばん西側の工区が施工中で、7月の選挙の期日前投票所の影響を記事にしていた。現在は、その付近の工事が続く一方、未着工だった動く歩道部分にも仮壁・仮天井が設置された。
9月下旬。動く歩道東側
10月上旬
工区東端は、当初は天井の足場がむき出しだったのが、今は壁で覆われて見えなくなった。
期日前投票所近く、駅前交番の上付近
動く歩道北側の階段付近。右の壁の向こう側が駅ビルトピコ
仮壁に模様がある。
これまでに工事を終えた工区、また現工区でも当初は、白い仮壁だった。それが、9月下旬頃から、柄入りの壁に替わっている。動く歩道の両側(絵が展示されている?)や、広告が設置された面など、白い壁のところもある。
その壁の模様。
青系統とピンク系統の2種類があり、それぞれ横方向にグラデーションのように色が違っている。光の当たりかたでも見えかたが違うかもしれない。
柄は2色で共通らしく、四角のような丸い花のような模様が、規則的に繰り返されている。レース編みのような、曼荼羅のような、アラベスクのような???
フラッシュを当てて撮影
秋田駅の工事現場の壁が、こんな模様なのはなぜ?
歩いていてちらりと目に入って気付いた当初は、そう考えていた。


しかし、模様をじっくり見てみると、秋田駅だからこそ、この柄なのだった!

花のような形のものを中心とすると、四隅には、棒付ききりたんぽとハタハタ。
その内側(花の外周)には、稲穂と米粒、桜の花【11月14日追記・コメントいただいたように、本来の桜は花びらが5弁なのに、ここでは6枚描かれる。形からすれば桜なのだが】、棒付ききりたんぽ、顔がある花?【13日追記・フキノトウではないかとのコメントをいただいた。外周は花弁でなく苞葉と見れば、そうかもしれない。】、目が×のネコ?、提灯、○に「米」?、ナマハゲ。
いちばん内側では、秋田県の形が1周して、中心の「AKITA」を囲む。
左上が中心部
ちょっと分からないアイテムもあるし、秋田ならば「雪」をイメージするもの、ネコがいるなら秋田犬もほしいところではあるが、秋田らしいアイテム満載の壁だ。
誰が発案して、誰がデザインしたのだろう。【末尾のリンク先参照】
秋田駅の立体駐車場の工事を行った、JR東日本系列の鉄建では、新年あいさつのイラストを掲出していた。
今回は、別のJR東日本系列会社、第一建設工業が請け負っているようだが、そのアイデアなのか。
この工事が終わったら、もう見られなくなるのだとしたら惜しい。
魁さんもこういうのに気付いて、意図や経緯を取材すれば、充分新聞記事になると思うのだけど…
通行人の皆さんは、壁に気付いている人は少なくないようだ。ツイッターでつぶやかれたり、現地で会話されたり、写真を撮ったりするのを何度か見かけている。
※壁のデザインの意図や作者が分かった!
※11月3日に、魁でWeb限定で記事が掲載された(大した内容ではなく↑上のリンク先、当ブログ続編のほうが詳しい)。それによれば「年内いっぱい」見られるらしい。
今年度は、最後に残ったいちばん西側の工区が施工中で、7月の選挙の期日前投票所の影響を記事にしていた。現在は、その付近の工事が続く一方、未着工だった動く歩道部分にも仮壁・仮天井が設置された。


工区東端は、当初は天井の足場がむき出しだったのが、今は壁で覆われて見えなくなった。


仮壁に模様がある。
これまでに工事を終えた工区、また現工区でも当初は、白い仮壁だった。それが、9月下旬頃から、柄入りの壁に替わっている。動く歩道の両側(絵が展示されている?)や、広告が設置された面など、白い壁のところもある。
その壁の模様。
青系統とピンク系統の2種類があり、それぞれ横方向にグラデーションのように色が違っている。光の当たりかたでも見えかたが違うかもしれない。
柄は2色で共通らしく、四角のような丸い花のような模様が、規則的に繰り返されている。レース編みのような、曼荼羅のような、アラベスクのような???

秋田駅の工事現場の壁が、こんな模様なのはなぜ?
歩いていてちらりと目に入って気付いた当初は、そう考えていた。


しかし、模様をじっくり見てみると、秋田駅だからこそ、この柄なのだった!

花のような形のものを中心とすると、四隅には、棒付ききりたんぽとハタハタ。
その内側(花の外周)には、稲穂と米粒、桜の花【11月14日追記・コメントいただいたように、本来の桜は花びらが5弁なのに、ここでは6枚描かれる。形からすれば桜なのだが】、棒付ききりたんぽ、顔がある花?【13日追記・フキノトウではないかとのコメントをいただいた。外周は花弁でなく苞葉と見れば、そうかもしれない。】、目が×のネコ?、提灯、○に「米」?、ナマハゲ。
いちばん内側では、秋田県の形が1周して、中心の「AKITA」を囲む。

ちょっと分からないアイテムもあるし、秋田ならば「雪」をイメージするもの、ネコがいるなら秋田犬もほしいところではあるが、秋田らしいアイテム満載の壁だ。
誰が発案して、誰がデザインしたのだろう。【末尾のリンク先参照】
秋田駅の立体駐車場の工事を行った、JR東日本系列の鉄建では、新年あいさつのイラストを掲出していた。
今回は、別のJR東日本系列会社、第一建設工業が請け負っているようだが、そのアイデアなのか。
この工事が終わったら、もう見られなくなるのだとしたら惜しい。
魁さんもこういうのに気付いて、意図や経緯を取材すれば、充分新聞記事になると思うのだけど…
通行人の皆さんは、壁に気付いている人は少なくないようだ。ツイッターでつぶやかれたり、現地で会話されたり、写真を撮ったりするのを何度か見かけている。
※壁のデザインの意図や作者が分かった!
※11月3日に、魁でWeb限定で記事が掲載された(大した内容ではなく↑上のリンク先、当ブログ続編のほうが詳しい)。それによれば「年内いっぱい」見られるらしい。