久しぶりの新幹線旅行の続き。
今回は狙ったわけではないが、H5系を除く、東北新幹線を営業運行するすべての車両に乗ることができた(E5系は帰りに乗車)。
秋田から新幹線(盛岡・仙台)回りで山形まで行くのなら、仙台で仙山線に乗り換えたほうが早くて安い。しかし、今回の破格のポイントキャンペーンだと、時間はともかく消費ポイント数では、福島で「つばさ」に乗り換えたほうが少なく済む。【12日追記・今回は乗り換え時間を含めて4時間43分かかった。】
201~400キロの区間は3900ポイント。新幹線回りで秋田~福島は389.8キロだから、秋田~仙台と同ポイントで最大限乗車できる。※同じ方向なら、改札を出ずに列車を乗り継げ(ただし、えきねっとで乗り継ぎ候補として示された列車)ば、通し距離で計算される。
なお、つばさの福島~山形は1000ポイント、仙山線回り仙台~山形は1170円。
そんなわけで、「こまち」を仙台で降りて「やまびこ」に乗り換え。仙台始発で、福島でつばさを連結する列車。
E2系
E2系は1997年、長野新幹線(北陸新幹線)「あさま」用と、秋田新幹線こまちと連結する「やまびこ」の一部用(当初はE2’(ダッシュ)と呼ばれていた)として登場。
その後、追加製造されて八戸開業時(2002年)には「はやて」にも使われ、上越新幹線にも入り、200系に代わってJR東日本の新幹線の主力になったが、今は置き換えも始まっている。
上越新幹線からは今年度で引退するそうだが、東北新幹線はもう少し走りそうな感じ。でも仙台以北の運用はないから、今後乗る機会は少ないだろう。
1000番台・J63編成
八戸開業時に登場し、今は東北上越で運用されるのが1000番台J編成。搭載機器、帯色、座席などが北陸用N編成とは異なる。
J編成のロゴマーク
普通車車内(6号車)
後期製造のE2系の大きな特長が窓。2席分で1つの横長の窓。新幹線では珍しい。眺望性のためとされているようだが、コスト削減もあるのかも。
座席は座面がスライドするタイプ。そして、座席の生地の柄と色が独特。写真では紫ベースだが、同じ柄で色が違う緑みたいなオレンジみたいな車両もある。号車の偶数/奇数で違うらしい。落ち着いているような、ごちゃごちゃしているような、よく分からない色柄だと思う。
北陸用では、座席の形状が違い、1つの号車内で青系統の色違いの座席がランダムに並ぶものだが、柄は東北用とちょっと似ていて、同じような雰囲気。同時期製造のE3系とはまったく違うセンスの座席だが、2000年前後らしいデザインのような気もする。
上の写真の車内誌の位置で分かるように、今回乗った車両は、座席前の網が袋になっていない(底が固定されていない)。初期のE3系こまちではゴムバンドだったが、これらの使い勝手が悪く、後の新形式(もしかしたらE2系の末期製造分も?)では、網袋に戻った。
E6系から乗り換えた直後だから、違いがよく分かった。
当然、窓は大きい。ちょっと下寄りに感じたが。
座り心地は、以前から感じていた、背もたれの腰の辺りがきゅっとホールドされる感覚。きゅうくつに感じる人もいそうだけど、僕は好き。今回分かったのは、座面が、E6系と比べて、反発力があるというかふわっとした感触。
総合的にE2系は、シンプルでカジュアルな新幹線車両といったところだろうか。
あっという間に福島到着。
乗り換える山形行きは、同じホームだが、eチケットの都合上、いったん改札を出て入り直さないといけない。
その前に、乗ってきたやまびこと山形から来るつばさとの連結を見ようと待っていたが、5分以上遅れているとのことで、あきらめた。
ホームの発車標
すっかり当たり前の存在になった、フルカラーの発車標。
秋田近辺では、角ゴシック体で表示されるが、仙台や福島では明朝体で表示されていた。3色LEDの時代と同じ。発車標のメーカーや機種が違うのか、各支社・駅の判断でフォントを変えているのか。【14日補足・発車時刻の数字は、昔のワープロ、シャープ書院の低価格機種の印字文字でも使われていた、JIS規格24ドットの書体(写研の石井明朝体がベース?)ではないだろうか。新幹線車内の文字装置でも現役だが、フルカラー・高精細の表示装置なら、より視認性が高い、21世紀のフォントでも良さそうなのに。】
ホーム足元の乗車位置表示
左からE6系、こまち用E3系、つばさ用E3系。【19日補足・2015年に仙台駅にあったのと同じデザイン。】
E6系はやまびこ運用で停まる。こまち用E3系は、秋田新幹線からの撤退後、やまびこで使われていた車が2編成だけあったが、2020年10月で運用離脱(コロナによる利用減が名目らしい)し、2021年で廃車。ひっそりと消えた車両の乗車位置が、ひっそりと残る。
あっという間に福島発。
つばさを先頭にやまびこが続くかと思いきや、つばさだけ。今は、昼間を中心に、フル規格区間もつばさ単独で走る列車が増えていた。
つばさのE3系は、2000年前後に初代400系の増備として造られた1000番台が3本(うち2本は、元・こまち用からの改造。また、別に2本は廃車済み)と、2000年代後半に製造された400系置き換え用の2000番台が12本ある。両者で細かなデザインや座席が違う。
乗ったのは、2000番台のL68編成。
実はつばさに乗るのは今回で3度目のはず(うち1回は新庄→山形)。19年ぶりでE3系化後初。
そして、奥羽本線・福島~山形の板谷峠を越えるのも3度目のはず(うち1回は普通列車)。17年ぶり。さらに、以前2回は山形から福島の上り列車だったので、下りは初めて。
山形駅にて。2000番台はライトが横一直線でなく、ややツリ目なのも特徴
山形新幹線E3系といえば、個性的な塗装。
E3系登場当初は、400系から引き継いだ銀色緑帯だったが、2014年以降、山形県知事の意向だというこんな塗装になった。E6系も手がけた、山形出身奥山清行氏のデザインで、オシドリやベニバナをモチーフにしたというけれど、先頭部は紫のマスクを着けたみたいで、なんとも… 山形県知事はこの塗装を見て、満足されているのだろうか。
車内。
座席の色柄以外は、基本的にこまち用と同じ。奇抜なデザインではなく、こまちを知る者としては懐かしい。※こまち用E3系の車内(リンク先中ほど)。
壁や天井が白く、窓が大きい
細かく見ると、こまち用E3系の最終グループ、2002年以降製造のR18~R26編成を踏襲している。荷棚にアーチ状の柱がない、座席の形状、普通車にもフットレスト付きといった点。
こまち用になかった装備も追加されている。E6系で装備された、窓際壁面の充電用コンセント(1箇所につき1つ)、座席背面の小物掛けフック、座席網袋の傘固定用ゴムひも、通路ドア上のフルカラー文字表示装置があった。
ロールカーテンは分かりにくいがサクランボ柄
E6系にもない装備があった。上の写真で、荷棚に2つずつ並んでいる円形のもの。読書灯。
JR東日本の普通車で読書灯があるのは珍しい。E3系の車内に、暗い印象は特になかったけれど。
座席の布地は、ベニバナ、サクランボ、蔵王の紅葉にちなむという、赤の濃淡。薄い地に濃い■が規則的に並ぶというか、濃い地に薄い線の格子が入るというか、そういう柄。
E6系の黄色の色違いとも言える(格子の間隔は違うかもしれない【27日訂正・E6系のほうが、■がずっと小さかった。】)。そうそう、秋田市営バスの2人がけ席通路側席の模様にも似ているが、市営バスのほうが格子の間隔が広く【11日訂正・格子の線が細く、■が大きい】、色はエンジ色に近い(他のバス会社にも採用例あり)。
目に刺さるような赤ではなくて、暗すぎず、落ち着いた印象さえして、いい。
そして、E3系もまた、窓が大きい。1席に1窓だが、天地方向が広く感じる。
座り心地は、目立った特徴はないが、いちばんしっくり来るかも。E3系は完成度が高い車両だ。
そんなE3系も、先は長くない。山形新幹線には、2024年~2026年にかけて「E8系」が投入され、E3系を置き換えることになっている。E8系の最初の編成は、今年度中に落成するような情報もある。今後、E3系に乗る機会はあるだろうか。
福島発車直後
大きく左にカーブしながら、地平の奥羽本線へ下りていく「アプローチ線」。
現在の線形では、14番線のみにしか入れず、新幹線の本線を2度交差するためダイヤが乱れた時の影響が大きいので、2026年度末完成予定で新しいアプローチ線を建設中。
福島・山形県境。ビューポイントと呼べるものは少ないが、山深かった。田沢湖線の秋田・岩手県境(仙岩峠)よりも、開けている(山と山の間が広い)感じもした。線路と比べて建物が斜めに建っているようなのや、スイッチバック跡らしきものも見えた。
平地へ下りると、こまめに停車しながら農村地帯を進む。この列車では、米沢以外の途中駅では、降りる人も乗る人もほぼいなかったようで、皆さん山形まで乗車。
ところで、板谷峠に新しいトンネルを造る構想があるという。長さ21.9キロで、山形県のほうから言いだして、JR東日本もやぶさかではなさそう。
一方、秋田新幹線でも、仙岩峠に15キロの新トンネル構想がある。これはJR東日本のほうから出て、秋田県と「秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書」を結んでいる。
どちらも、具体性は低いが、まったくの夢物語ではなさそう。しかし、人口が減る地方、新型コロナで鉄道業界が変化を迫られる状況の中、実現するのだろうか。
帰りの仙台駅のホーム。
床面の「編成のご案内」
ここにも、やまびこ用として、元こまちE3系が残っていた。
上の全体画像とは左右が逆です
山形市はほぼ泊まっただけ。以前も泊まった蔵王温泉の宿に、県民割(ブロック割)で安く泊めさせてもらった。続きは山形の食べ物や帰路について。→山形駅弁とそれを売る仙台駅の駅弁屋について。
今回は狙ったわけではないが、H5系を除く、東北新幹線を営業運行するすべての車両に乗ることができた(E5系は帰りに乗車)。
秋田から新幹線(盛岡・仙台)回りで山形まで行くのなら、仙台で仙山線に乗り換えたほうが早くて安い。しかし、今回の破格のポイントキャンペーンだと、時間はともかく消費ポイント数では、福島で「つばさ」に乗り換えたほうが少なく済む。【12日追記・今回は乗り換え時間を含めて4時間43分かかった。】
201~400キロの区間は3900ポイント。新幹線回りで秋田~福島は389.8キロだから、秋田~仙台と同ポイントで最大限乗車できる。※同じ方向なら、改札を出ずに列車を乗り継げ(ただし、えきねっとで乗り継ぎ候補として示された列車)ば、通し距離で計算される。
なお、つばさの福島~山形は1000ポイント、仙山線回り仙台~山形は1170円。
そんなわけで、「こまち」を仙台で降りて「やまびこ」に乗り換え。仙台始発で、福島でつばさを連結する列車。
E2系
E2系は1997年、長野新幹線(北陸新幹線)「あさま」用と、秋田新幹線こまちと連結する「やまびこ」の一部用(当初はE2’(ダッシュ)と呼ばれていた)として登場。
その後、追加製造されて八戸開業時(2002年)には「はやて」にも使われ、上越新幹線にも入り、200系に代わってJR東日本の新幹線の主力になったが、今は置き換えも始まっている。
上越新幹線からは今年度で引退するそうだが、東北新幹線はもう少し走りそうな感じ。でも仙台以北の運用はないから、今後乗る機会は少ないだろう。
1000番台・J63編成
八戸開業時に登場し、今は東北上越で運用されるのが1000番台J編成。搭載機器、帯色、座席などが北陸用N編成とは異なる。
J編成のロゴマーク
普通車車内(6号車)
後期製造のE2系の大きな特長が窓。2席分で1つの横長の窓。新幹線では珍しい。眺望性のためとされているようだが、コスト削減もあるのかも。
座席は座面がスライドするタイプ。そして、座席の生地の柄と色が独特。写真では紫ベースだが、同じ柄で色が違う緑みたいなオレンジみたいな車両もある。号車の偶数/奇数で違うらしい。落ち着いているような、ごちゃごちゃしているような、よく分からない色柄だと思う。
北陸用では、座席の形状が違い、1つの号車内で青系統の色違いの座席がランダムに並ぶものだが、柄は東北用とちょっと似ていて、同じような雰囲気。同時期製造のE3系とはまったく違うセンスの座席だが、2000年前後らしいデザインのような気もする。
上の写真の車内誌の位置で分かるように、今回乗った車両は、座席前の網が袋になっていない(底が固定されていない)。初期のE3系こまちではゴムバンドだったが、これらの使い勝手が悪く、後の新形式(もしかしたらE2系の末期製造分も?)では、網袋に戻った。
E6系から乗り換えた直後だから、違いがよく分かった。
当然、窓は大きい。ちょっと下寄りに感じたが。
座り心地は、以前から感じていた、背もたれの腰の辺りがきゅっとホールドされる感覚。きゅうくつに感じる人もいそうだけど、僕は好き。今回分かったのは、座面が、E6系と比べて、反発力があるというかふわっとした感触。
総合的にE2系は、シンプルでカジュアルな新幹線車両といったところだろうか。
あっという間に福島到着。
乗り換える山形行きは、同じホームだが、eチケットの都合上、いったん改札を出て入り直さないといけない。
その前に、乗ってきたやまびこと山形から来るつばさとの連結を見ようと待っていたが、5分以上遅れているとのことで、あきらめた。
ホームの発車標
すっかり当たり前の存在になった、フルカラーの発車標。
秋田近辺では、角ゴシック体で表示されるが、仙台や福島では明朝体で表示されていた。3色LEDの時代と同じ。発車標のメーカーや機種が違うのか、各支社・駅の判断でフォントを変えているのか。【14日補足・発車時刻の数字は、昔のワープロ、シャープ書院の低価格機種の印字文字でも使われていた、JIS規格24ドットの書体(写研の石井明朝体がベース?)ではないだろうか。新幹線車内の文字装置でも現役だが、フルカラー・高精細の表示装置なら、より視認性が高い、21世紀のフォントでも良さそうなのに。】
ホーム足元の乗車位置表示
左からE6系、こまち用E3系、つばさ用E3系。【19日補足・2015年に仙台駅にあったのと同じデザイン。】
E6系はやまびこ運用で停まる。こまち用E3系は、秋田新幹線からの撤退後、やまびこで使われていた車が2編成だけあったが、2020年10月で運用離脱(コロナによる利用減が名目らしい)し、2021年で廃車。ひっそりと消えた車両の乗車位置が、ひっそりと残る。
あっという間に福島発。
つばさを先頭にやまびこが続くかと思いきや、つばさだけ。今は、昼間を中心に、フル規格区間もつばさ単独で走る列車が増えていた。
つばさのE3系は、2000年前後に初代400系の増備として造られた1000番台が3本(うち2本は、元・こまち用からの改造。また、別に2本は廃車済み)と、2000年代後半に製造された400系置き換え用の2000番台が12本ある。両者で細かなデザインや座席が違う。
乗ったのは、2000番台のL68編成。
実はつばさに乗るのは今回で3度目のはず(うち1回は新庄→山形)。19年ぶりでE3系化後初。
そして、奥羽本線・福島~山形の板谷峠を越えるのも3度目のはず(うち1回は普通列車)。17年ぶり。さらに、以前2回は山形から福島の上り列車だったので、下りは初めて。
山形駅にて。2000番台はライトが横一直線でなく、ややツリ目なのも特徴
山形新幹線E3系といえば、個性的な塗装。
E3系登場当初は、400系から引き継いだ銀色緑帯だったが、2014年以降、山形県知事の意向だというこんな塗装になった。E6系も手がけた、山形出身奥山清行氏のデザインで、オシドリやベニバナをモチーフにしたというけれど、先頭部は紫のマスクを着けたみたいで、なんとも… 山形県知事はこの塗装を見て、満足されているのだろうか。
車内。
座席の色柄以外は、基本的にこまち用と同じ。奇抜なデザインではなく、こまちを知る者としては懐かしい。※こまち用E3系の車内(リンク先中ほど)。
壁や天井が白く、窓が大きい
細かく見ると、こまち用E3系の最終グループ、2002年以降製造のR18~R26編成を踏襲している。荷棚にアーチ状の柱がない、座席の形状、普通車にもフットレスト付きといった点。
こまち用になかった装備も追加されている。E6系で装備された、窓際壁面の充電用コンセント(1箇所につき1つ)、座席背面の小物掛けフック、座席網袋の傘固定用ゴムひも、通路ドア上のフルカラー文字表示装置があった。
ロールカーテンは分かりにくいがサクランボ柄
E6系にもない装備があった。上の写真で、荷棚に2つずつ並んでいる円形のもの。読書灯。
JR東日本の普通車で読書灯があるのは珍しい。E3系の車内に、暗い印象は特になかったけれど。
座席の布地は、ベニバナ、サクランボ、蔵王の紅葉にちなむという、赤の濃淡。薄い地に濃い■が規則的に並ぶというか、濃い地に薄い線の格子が入るというか、そういう柄。
E6系の黄色の
目に刺さるような赤ではなくて、暗すぎず、落ち着いた印象さえして、いい。
そして、E3系もまた、窓が大きい。1席に1窓だが、天地方向が広く感じる。
座り心地は、目立った特徴はないが、いちばんしっくり来るかも。E3系は完成度が高い車両だ。
そんなE3系も、先は長くない。山形新幹線には、2024年~2026年にかけて「E8系」が投入され、E3系を置き換えることになっている。E8系の最初の編成は、今年度中に落成するような情報もある。今後、E3系に乗る機会はあるだろうか。
福島発車直後
大きく左にカーブしながら、地平の奥羽本線へ下りていく「アプローチ線」。
現在の線形では、14番線のみにしか入れず、新幹線の本線を2度交差するためダイヤが乱れた時の影響が大きいので、2026年度末完成予定で新しいアプローチ線を建設中。
福島・山形県境。ビューポイントと呼べるものは少ないが、山深かった。田沢湖線の秋田・岩手県境(仙岩峠)よりも、開けている(山と山の間が広い)感じもした。線路と比べて建物が斜めに建っているようなのや、スイッチバック跡らしきものも見えた。
平地へ下りると、こまめに停車しながら農村地帯を進む。この列車では、米沢以外の途中駅では、降りる人も乗る人もほぼいなかったようで、皆さん山形まで乗車。
ところで、板谷峠に新しいトンネルを造る構想があるという。長さ21.9キロで、山形県のほうから言いだして、JR東日本もやぶさかではなさそう。
一方、秋田新幹線でも、仙岩峠に15キロの新トンネル構想がある。これはJR東日本のほうから出て、秋田県と「秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書」を結んでいる。
どちらも、具体性は低いが、まったくの夢物語ではなさそう。しかし、人口が減る地方、新型コロナで鉄道業界が変化を迫られる状況の中、実現するのだろうか。
帰りの仙台駅のホーム。
床面の「編成のご案内」
ここにも、やまびこ用として、元こまちE3系が残っていた。
上の全体画像とは左右が逆です
山形市はほぼ泊まっただけ。以前も泊まった蔵王温泉の宿に、県民割(ブロック割)で安く泊めさせてもらった。続きは山形の食べ物や帰路について。→山形駅弁とそれを売る仙台駅の駅弁屋について。