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5倍デー復帰?/広面AS化?

2023-07-09 19:49:39 | 秋田のいろいろ
イオン東北株式会社(2020年2月までマックスバリュ東北株式会社)運営の「マックスバリュ」ブランドの店舗から2題。

●小改悪→改善?
※イオングループの店舗で付与されるWAONのポイントについては、電子マネーの「WAON POINT」と、現金払いポイントカードの「WAONポイント」が存在しますが、ここでは区別なく一括して「WAONポイント」と記します。

イオン東北のマックスバリュでは、曜日を定めて「WAONポイント5倍デー」を実施している。
その曜日(現在は毎週土曜日・日曜日)や細かい制度は、何度も変更が繰り返されてきた。直近では、2023年5月13日かららしいが、個人情報を登録(会員登録)したWAONへのポイント付与率が、減らされた。
(再掲)2023年5月27日のレシート
会員登録済みWAONでは、5倍でない日と比べて、200円に付き3ポイント=3倍しか多く付与されなくなった。
世知辛くなったと思うとともに、変更する旨の周知が足りないと感じられ、なんだかなぁと思っていた。

その後、6月18日に利用した時も同じだったのだが、7月9日のレシートでは…
「4倍プラスP」が5倍デー分
あれ? 200円に付き4ポイント=4倍付いているから、元に戻った?!
smart waonサイトでの表記も、もちろん同じ。

どういう経緯か知らないが、客としては文句はない。
けど、迷走というか朝令暮改というか…
10日のイオングループ全体の5倍デー(ありが10デー)と重なった場合の扱いも、6月10日は何がなんだか分からない付与だった。次は8月10日。どうなるか?

【2024年2月1日追記・その後】個人的にはポイント5倍デーはあまり気にならなくなった。なぜなら2023年後半頃から「iAEONアプリ」で、ほぼ全商品5%引きクーポンが多く配信されるようになったから。以下の2種。
・月間の好きな1日限定で何度でも、イオン東北運営の全店舗で使えるクーポンが毎月。
・イオン東北運営のマックスバリュ各店(イオンスタイル茨島、広面を含む。適用店舗要確認!)で、火曜日と水曜日に1回ずつ使える、クーポンが毎週。
いずれも、20日・30日と重なった場合は重複適用されない。(以上追記)


●MV広面(ひろおもて)→AS広面?
(再掲)2011年。ネコの足跡の宝くじ売り場と、秋田駅前鎌田会館にあった、全国23店目の流れを汲むミスドもある
秋田大学医学部附属病院のそば、県道41号・横山金足線沿いにある、マックスバリュ広面店が改装工事中。
6月5日から7月2日は、24時間営業を休止して、夜間に工事していた。
7月3日からは全面休業中。なお、ミスタードーナツ秋田広面ショップも「改装休店中」。
公式ホームページには「店内改装のため、7月14日まで休業中です。7月15日 あさ9時リニューアルオープン!」とある。

1995年に、マックスバリュの前身である「ウエルマート広面店」としてオープン。秋田市内に現存するマックスバリュでは、いちばん古い建物だから、大規模にリニューアルするのかと思ったが、頭をよぎったのは茨島の店のこと。

2000年にオープンした、マックスバリュ茨島(ばらじま)店は、2020年秋に改装工事を実施(やはり24時間営業の休止→5日間の休業)。
2020年10月17日の営業再開時には、「イオンスタイル茨島」に屋号が変更されていた。
この時は、2点、疑問・不満に感じた。
1.休業以前には屋号変更の告知がほぼなく、実質、唐突なブランド変更であったこと。
2.他のイオンスタイルとコンセプトが違うように感じられ、しかもマックスバリュ時代との違いもまた、不明瞭であること。
「イオンスタイル(AS)」は、イオンスタイル御所野のような総合スーパー「イオン(旧ジャスコ・サティ等)」を転換したブランド(のはず)。しかし、茨島は、食品スーパーであるマックスバリュ(MV)を転換したもので、全国的には唯一の事例(おそらく現在も)【10日補足・したがって、衣料品、家電、薬等は扱わない】。
転換後も、(生鮮食品はいくらか違うようだが)ほとんどの品揃えや価格設定は、マックスバリュと共通するものが多い。チラシの中身も、マックスバリュとほぼ同じ。一方で、上記の土日ポイント5倍デーは転換後は実施されなくなり【14日追記・新たに5倍デーも実施されるらしい。末尾の追記参照】、他のイオンスタイルでは使える「イオンお買物アプリ」は対象外と、どっちつかず。客にとっては、いろいろと混乱を招きかねない。【2024年5月21日追記・イオン東北運営の総合スーパーイオンでは、2024年5月末を持ってお買物アプリでのサービスを終了。それまで併用されていたiAEONアプリに一本化されるとともに、この項目については解消されることになる。】
人によっては違うだろうが、個人的には、イオンスタイル茨島は「看板をすげ替えただけの、劣化版マックスバリュ」もしくは「一見、他のイオンスタイルと同じっぽいけど、中身はマックスバリュ同然の名前だけの劣化版イオンスタイル」に思えてならず、利用頻度が激減した。

ネットで「イオンスタイル広面」で検索してみると、公式な発表はないが、ちらほらと「イオンスタイル広面オープン」的な情報がある。茨島同様、現地には告知があるのかも。
マックスバリュにくっついていたクリーニング店のサイトは、「広面店(イオンスタイル広面店敷地内)」になっている。

というわけで、劣化版イオンスタイル2号店が、秋田市に誕生してしまうようだ。例によって充分な告知もないまま。
おそらく全国でも2店だけということになり、イオン東北のガラパゴス化も進んでしまう。

これにより、秋田市内のマックスバリュは、港北、泉、エクスプレス新屋関町、河辺の4店舗になる。
全国的に、マックスバリュブランドは減少傾向のようではある。マックスバリュからディスカウント型の「ザ・ビッグ」に転換する店舗は、東北も含めて多い。秋田市内でもそれがあってもいいと思うし、個人的には歓迎できるのだけど。

【12日追記】おそらく12日に、公式サイトのマックスバリュ広面店の紹介ページに「新生! イオンスタイル広面 グランドオープン」が掲載、あまり中身のない紹介動画もアップされた。※「イオンスタイル広面店」ではなく、店が付かない「イオンスタイル広面」が正当。
「流通ニュース」サイトの11日付記事には「イオンスタイル広面/リニューアルで冷食の品目を3倍に、地物も強化」がアップ。地場産生鮮品や冷凍食品の強化のほか、スマホレジ「レジゴー(AS茨島、イオン秋田中央店で導入済み)」、ベーカリーのピザ窯の導入、銀座コージーコーナーの新規出店などが掲載。引き続き24時間営業。イオン東北さんには、一般客向けにも、こうした情報を早く知らせてほしい。

【14日追記】14日に、AS広面グランドオープンのチラシが折りこまれた。AS茨島でも同内容で協賛セール実施。
その中に、15日土曜日と16日日曜日の日替わりセール欄に「土・日はWAON POINT5倍」のマーク。ということは、マックスバリュ級のイオンスタイルでも、土日5倍デーをやることになったらしい。ほんとにコロコロ変わる。※イオンスタイル御所野など、ジャスコ・サティ級のASでは、当然実施しない。

【15日追記】7月14日夜から秋田市は記録的大雨となり、広面地区は河川氾濫も生じた。そのため、イオンスタイル広面は15日は臨時休業となってしまった。【補足・いったん開店したものの、すぐ閉店ということのようだ。ちなみに、その他の秋田市内のイオン東北各店舗(総合スーパーも含む)は、大雨の影響として一律17時で閉店。】
【16日追記】16日も、AS広面、AS茨島、イオン秋田中央店が臨時休業。営業するMV港北店、泉店でも、AS広面開店協賛セールをやっていたが、一部品目や価格は異なる。
【17日追記】茨島、秋田中央店は17日から営業再開。イオンスタイル広面は20日・木曜日開店となった。

【8月1日追記・折込チラシについて】茨島のAS化後は、同店の折込チラシだけ単独で、内容はMV各店共通チラシに近いものだった。広面AS化後の通常時は、茨島を含むASとMV各店が共通チラシになった(記念セールなどASが別チラシになることもあるようだ)。ということは、結局はブランドが違うけど、それ以外はマックスバリュどこが違うのかということになる。


【2024年5月21日追記・その後のマックスバリュ級イオンスタイルについて】2024年4月26日に、岩手県にマックスバリュを改装して「イオンスタイル矢巾」がオープン。東北管内ではあるが、秋田県外初。
2025年春には、秋田市の秋田放送跡地に「イオンスタイル山王(仮称)」ができる計画もあり、着工した。これは新築かつ2階建てではあるが、やはりマックスバリュ級の店舗の模様。
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