2023年の秋田市の夏は、大雨被害とともに、暑さが激しかった。観測データからも明らかだが、誰が何と言おうと、暑い夏、暑すぎる夏であった。
猛暑日が続く中では、部屋に布団を置いただけなのに、布団乾燥機をかけたかのようにふかふかになったのに驚いた。お盆の墓参りは、ご先祖様に容赦してもらった。
熱帯夜かどうかギリギリの日が続くのは、近年珍しくないが、今年は真の熱帯夜が続いた。寝苦しいというより、エアコンなしでは寝ているだけで汗だくというのも、これまであまりなかった経験。
セミ(秋田市街地では主にアブラゼミ)の声がほとんど聞かれない夏でもあった。暑すぎて羽化できなかったのでは【5日追記・雨が少なく土が硬いことも理由になっていたはず】と、魁に専門家の見立てが出ていた。【5日追記・コメントいただいた通り、蚊も少なかった。】秋の虫の声は、平年並みか。
真夏日は9月になっても続いたが、18日が最後。21日以降は最低気温は20℃を下回り、やっと秋らしくなった。先日までの暑い日々がウソのようだけど、秋バテなのか体調がいまいち。
おととし2021年に、夏の暑さをグラフにしていた。2021年は猛暑だったと、当時は思っていた。8月上旬の暑さが厳しく、9月には涼しくなっていたようで、今年を思えばどうってことないと、今は思うけれど。
間の2022年も含めて、6月から9月までの、秋田地方気象台観測の最低気温(オレンジ色折れ線)、最高気温(青色折れ線)、日照時間(棒)をグラフにした。
2023年
夏日96、真夏日54、猛暑日13、熱帯夜27 ※夏日には真夏日と猛暑日、真夏日には猛暑日をそれぞれ含む。ここでの熱帯夜とは、日最低気温が25.0℃以上の日の数。
2022年
夏日94、真夏日31、猛暑日0、熱帯夜2
2021年
夏日97、真夏日34、猛暑日3、熱帯夜7
数字が小さくて申し訳ないですが、グラフの目盛りは3年とも同じ。気温は、2023年が過去より1目盛り・5℃分、上にスライドした状態。2023年は日照時間が連日多いのも目立つ。30℃以上の日は、過去2年より1.5倍以上、熱帯夜の多さも異常。
15年ほど前、夏~初秋に西日本方面へ何度か旅行した。高松や熊本で35℃越えを経験して参ったが、夏は旅行シーズンだととらえていた。
それが今は、夏の旅行はするべきではないと考えるようになった。自分が歳取ったせいもあるけれど、どこに行っても連日猛暑では、体が持たないよ。
※翌2024年の夏について。
猛暑日が続く中では、部屋に布団を置いただけなのに、布団乾燥機をかけたかのようにふかふかになったのに驚いた。お盆の墓参りは、ご先祖様に容赦してもらった。
熱帯夜かどうかギリギリの日が続くのは、近年珍しくないが、今年は真の熱帯夜が続いた。寝苦しいというより、エアコンなしでは寝ているだけで汗だくというのも、これまであまりなかった経験。
セミ(秋田市街地では主にアブラゼミ)の声がほとんど聞かれない夏でもあった。暑すぎて羽化できなかったのでは【5日追記・雨が少なく土が硬いことも理由になっていたはず】と、魁に専門家の見立てが出ていた。【5日追記・コメントいただいた通り、蚊も少なかった。】秋の虫の声は、平年並みか。
真夏日は9月になっても続いたが、18日が最後。21日以降は最低気温は20℃を下回り、やっと秋らしくなった。先日までの暑い日々がウソのようだけど、秋バテなのか体調がいまいち。
おととし2021年に、夏の暑さをグラフにしていた。2021年は猛暑だったと、当時は思っていた。8月上旬の暑さが厳しく、9月には涼しくなっていたようで、今年を思えばどうってことないと、今は思うけれど。
間の2022年も含めて、6月から9月までの、秋田地方気象台観測の最低気温(オレンジ色折れ線)、最高気温(青色折れ線)、日照時間(棒)をグラフにした。
2023年
夏日96、真夏日54、猛暑日13、熱帯夜27 ※夏日には真夏日と猛暑日、真夏日には猛暑日をそれぞれ含む。ここでの熱帯夜とは、日最低気温が25.0℃以上の日の数。
2022年
夏日94、真夏日31、猛暑日0、熱帯夜2
2021年
夏日97、真夏日34、猛暑日3、熱帯夜7
数字が小さくて申し訳ないですが、グラフの目盛りは3年とも同じ。気温は、2023年が過去より1目盛り・5℃分、上にスライドした状態。2023年は日照時間が連日多いのも目立つ。30℃以上の日は、過去2年より1.5倍以上、熱帯夜の多さも異常。
15年ほど前、夏~初秋に西日本方面へ何度か旅行した。高松や熊本で35℃越えを経験して参ったが、夏は旅行シーズンだととらえていた。
それが今は、夏の旅行はするべきではないと考えるようになった。自分が歳取ったせいもあるけれど、どこに行っても連日猛暑では、体が持たないよ。
※翌2024年の夏について。
8冠とか将棋のタイトルみたいですが、これだけなると負の歴史とも。
ことに昨年は猛暑日0だった、言う通り朝も下がらないからなおさらきつく感じました。
あとは猛暑ゾーンが前後の雨がきつすぎです。
明日からまた災害級の悪天候だとか。
我が家はエアコンと扇風機の併用と家族がなるべく同じ部屋にいること、エアコンの電源の入・切を最低限にすることなど、電気代を考えて省エネに努めざるを得なかったです。皿洗いはガスの電源を切っていても蛇口からぬるい水が出てきて綺麗にできてしまいました。結果的には電気代がやはり嵩みましたが(それでも調整額で大分助けられましたが)、ガス代がかなり下がったのでトントンといったところでした。オール電化の家ではこの夏は大変だったと同僚から聞きました。
2022年と比較すると、同じ土地かと疑いたくなります。
記事では触れなかったですが、たしかに雨も特筆されます。何度か、思い出したように大雨の予報が出て、身構えさせられました。台風はなかったですが、違う雨の怖さを思い知らされました。
データとしても、体感としても、最悪の夏でした。
>りおさん
たしかに蚊もいなかったです。
昨年までは、冷房がなくても数日間の猛暑をやり過ごせばなんとか…と考えていましたが、今年の気温ではムリ。そして、お金より体が大事ではあるけれど、お金も気になります。
などと思いっていたら、そろそろ暖房が恋しい気候に。北国の暮らしは楽ではありませんね。