9月に入って、夏もほぼ終わり。
2021年は、全国的には暑さが厳しめで、前線が停滞して線状降水帯ができて大雨が連日続いて、災害や高校野球の順延が続くなどした。猛暑/冷夏というくくりではない、異様な夏だったかもしれない。報道は新型コロナウイルス感染症とオリンピック・パラリンピックばかりで、気象は扱いが少なく、記憶に残らないかもしれないが。
秋田市は、ある程度は大雨もあったが、何より暑さがきつかった。「いつになく暑かった」ような気もするが、例年よくある、学校の夏休みが明けるとぶり返す暑さは弱めだったような気もする。
とりあえず、7月と8月の気象データから、最低・最高気温と日照時間をグラフにしてみた。
梅雨明けは史上7番目の早さで7月16日。その頃から8月上旬にかけて、とにかく毎日暑かった。ここまで高くかつ続くのは、これまで経験したことがないと思う。データでは、7月13日から8月9日まで、28日のうち、26日が真夏日(うち3日が猛暑日、最高は7日36.5度)。
この期間中、8月3日から9日まで7日連続で熱帯夜(最高は9日26.7度)。
お盆に暑さが収まって、その後ぶり返すという例年の傾向は、今年のグラフでもなんとなく分かるが、すぐにまた下がった。
6月も含めた3か月でまとめると、夏日75日、うち真夏日34日、うち猛暑日3日。熱帯夜7日。
※夏日は最高気温25度以上、真夏日は同30度以上の日なわけだけど、上限は定められていない。したがって、夏日には真夏日と猛暑日、真夏日には猛暑日の日数も含めるものと解釈して、ここでは内数で示しています。
真夏日や熱帯夜の平均日数のデータというのは、意外にネットで見つけづらいので、あいまいになるけれど、近年の秋田市では、真夏日は30日弱。猛暑日はあるほうがやや珍しい(2018年は5日もあった)。熱帯夜は多くはないが、25度前後の寝苦しい日はわりとあるかな、という感じ。
それをふまえると、2021年の秋田市は、昼の最高気温が暑い日は間違いなく多く、それが集中して続いたと言える。夜が蒸し暑い日はやや少なかったかもしれない。
例年ならば、秋田市では真夏日と言っても、せいぜい31度くらいが多いが、今年は33~34度台が10日もあった(猛暑日があった期間の前後)。メリハリがあったというべきか。
そう言えば、暑さのわりには、アブラゼミが鳴いていた期間は短かった気もする。暑くなったばかりの頃はなかなかそろって鳴き出さず、少し涼しくなったら控えめになって。タイミングを逸してしまったのか。
月別の降水量を示しておく。
6月 76.0mm、7月 250.0mm、8月 172.5mm。計498.5mm。
平年値とそれに対する割合は、
6月 122.9mm(61.8%)、7月 197.0mm(126.9%)、8月 184.6mm(93.4%)。計504.5mm(98.8%)。
空梅雨気味、猛暑であったが、6月4日に51.5mm、7月11日に126.0mmとまとまって降って、合計としては平年並みの帳尻合わせ。
連日の猛暑という点では、これまで経験したことがなかったかもしれない。
秋田県の米の作柄は、今のところ平年並み。18時を過ぎれば薄暗くなってきて、秋の虫の声が大きくなってきた。
※2022年、2023年の夏との比較。
2021年は、全国的には暑さが厳しめで、前線が停滞して線状降水帯ができて大雨が連日続いて、災害や高校野球の順延が続くなどした。猛暑/冷夏というくくりではない、異様な夏だったかもしれない。報道は新型コロナウイルス感染症とオリンピック・パラリンピックばかりで、気象は扱いが少なく、記憶に残らないかもしれないが。
秋田市は、ある程度は大雨もあったが、何より暑さがきつかった。「いつになく暑かった」ような気もするが、例年よくある、学校の夏休みが明けるとぶり返す暑さは弱めだったような気もする。
とりあえず、7月と8月の気象データから、最低・最高気温と日照時間をグラフにしてみた。
梅雨明けは史上7番目の早さで7月16日。その頃から8月上旬にかけて、とにかく毎日暑かった。ここまで高くかつ続くのは、これまで経験したことがないと思う。データでは、7月13日から8月9日まで、28日のうち、26日が真夏日(うち3日が猛暑日、最高は7日36.5度)。
この期間中、8月3日から9日まで7日連続で熱帯夜(最高は9日26.7度)。
お盆に暑さが収まって、その後ぶり返すという例年の傾向は、今年のグラフでもなんとなく分かるが、すぐにまた下がった。
6月も含めた3か月でまとめると、夏日75日、うち真夏日34日、うち猛暑日3日。熱帯夜7日。
※夏日は最高気温25度以上、真夏日は同30度以上の日なわけだけど、上限は定められていない。したがって、夏日には真夏日と猛暑日、真夏日には猛暑日の日数も含めるものと解釈して、ここでは内数で示しています。
真夏日や熱帯夜の平均日数のデータというのは、意外にネットで見つけづらいので、あいまいになるけれど、近年の秋田市では、真夏日は30日弱。猛暑日はあるほうがやや珍しい(2018年は5日もあった)。熱帯夜は多くはないが、25度前後の寝苦しい日はわりとあるかな、という感じ。
それをふまえると、2021年の秋田市は、昼の最高気温が暑い日は間違いなく多く、それが集中して続いたと言える。夜が蒸し暑い日はやや少なかったかもしれない。
例年ならば、秋田市では真夏日と言っても、せいぜい31度くらいが多いが、今年は33~34度台が10日もあった(猛暑日があった期間の前後)。メリハリがあったというべきか。
そう言えば、暑さのわりには、アブラゼミが鳴いていた期間は短かった気もする。暑くなったばかりの頃はなかなかそろって鳴き出さず、少し涼しくなったら控えめになって。タイミングを逸してしまったのか。
月別の降水量を示しておく。
6月 76.0mm、7月 250.0mm、8月 172.5mm。計498.5mm。
平年値とそれに対する割合は、
6月 122.9mm(61.8%)、7月 197.0mm(126.9%)、8月 184.6mm(93.4%)。計504.5mm(98.8%)。
空梅雨気味、猛暑であったが、6月4日に51.5mm、7月11日に126.0mmとまとまって降って、合計としては平年並みの帳尻合わせ。
連日の猛暑という点では、これまで経験したことがなかったかもしれない。
秋田県の米の作柄は、今のところ平年並み。18時を過ぎれば薄暗くなってきて、秋の虫の声が大きくなってきた。
※2022年、2023年の夏との比較。
盆→雨で蒸し暑い
パラリンピック期間→秋の暑さ
なイメージでした。
季節が前倒してる感がありましたが、今年はやはり冷えが早いです。
今年は昼は多少暑い程度で、真夏日さえ、もうなさそうですよね。