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『恐慌論』22(経済の本質を知る)

2021年04月16日 | 経済
🌸『恐慌論』22(経済の本質を知る)

 ☆新自由主義に欠如したピースを埋める思想
 ☆思想的イデオロギーとしてではなく
 ☆経済的「知恵」としてのマルクスの教え
 ☆資本主義経済に特有な恐慌現象の必然性
 *その根拠と発現の機構にわたり原理的に論証する
 *日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵の記念碑的著作
 ☆現代の資本主義と社会主義の再考にも多大な示唆と影響をあたえる
  ☆著者、宇野弘蔵

⛳『恐慌論』著者のプロフィール
 ☆アメリカや日本など大多数の先進資本主義国は
 *現在、新自由主義経済のもとに政策を打ち出し、法律を制定している
 *企業に対する法的な縛り、制限を極力かけず
 *自由に競争させ、利潤追求を行わせる
 ☆新自由主義とは
 *税負担の軽減、労働時間や給与も含め
 *巨大企業に配慮した法律づくり
 *一方で税収は逼迫し、福祉・教育・医療の財源が乏しくなる
 *そこで「自助」の概念を強く押し出す
 *それは、国民を縛らず自由に行動させるという考えに基づく
 ☆新自由主義者「貨幣の暴走はコントロールできる」としている
 ☆マルクスの新自由主義に対する主張、「貨幣動向は管理できない」
 
⛳『恐慌論』での著者の思い
 ☆新自由主義経済は破綻の一端を見せ始めている
 ☆本書は、好況・恐慌・不況をそれぞれ分析し
 ☆恐慌は定期的に繰り返すものだと説く
 *好況を迎えると労働力が不足し、労働力という商品の価格が上昇する
 *企業は利潤を減らす
 *賃金高騰により恐慌が起きる
 ☆恐慌に対して、国家の介入は強くあるべきだと考えれば
 *全体主義・フアシズムヘつながりかねない
 ☆フアシズムで恐慌は解決しない
 ☆恐慌から好況へのサイクルを続けるには生産手段の更新とともに
 *失業した「労働力=商品」を、企業が「買い取る=雇用する」が必須
 ☆新自由主義とて、これを無視しては資本主義を維持できない
 ☆資本主義経済の行きづまり感が強い今こそ必読の1冊
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界の古典』より

『恐慌論』22(経済の本質を知る)
(ネットより画像引用)

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