🌸悲劇の人・ヤマトタケル1
⛳ヤマトタケルの東国遠征
☆景行天皇は、ヤマトタケルが大和へ帰ってくる次のような命令を与えた
*東方12カ国の荒ぶる神々や、服従しない者どもを平定し服従させよ
☆天皇が与えたのは、供の者と矛だけで、ヤマトタケルはむっとした
☆ヤマトタケル勅命であるので背くわけにはいかない
*父を敬愛し、父に忠実でありヤマトタケルは東国遠征に出発する
☆出立にあたり、ヤマトタケルは伊勢の神官に立ち寄って参拝した
*伊勢には、叔母のヤマトヒメ(景行天皇の妹)がいる
☆ヤマトタケルは、叔母に景行天皇の非情を訴えた
☆叔母のヤマトヒメは、草薙の剣を授け、こう言う
*草薙の剣は、スサノオがヤマタノオロチを退治したときに得たもの
*姉の天照人御神に献上したた剣である
⛳ヤマトタケル野火攻め
☆尾張国に到着したヤマトタケルは、豪族の娘であるミヤズヒメの家へ入った
*ミヤズヒメと契りを結んで一緒になるつもりであったのだが、
*東国を平定した帰りにしようと、約束だけをして東国へ向かった
*その途中、荒ぶる神々や服従しない人々を平定しさせた
☆相模国で、国造の勧めで、ヤマトタケルに野原に足を踏み入れた
*野の四方から野焼きのような火が迫ってきた
*ヤマトタケルは編されたことに気づきく
*心底から激しく怒りが込みいかんともし難い
☆叔母のヤマトヒメからもらった剣を思い出す
*剣でまわりの草を薙ぎ払い、身のまわりから燃える草をなくした
☆無事に野原を脱け出ることができたヤマトタケル
*国造の一族をことごとく斬り殺した
*火をつけて焼いたので、その地を焼津という
*古事記での、火攻めに遭うのは相模国ではなく、駿河国の間違い
⛳オトタチバナヒメの入水
☆ヤマトタケルはこの浦賀水道を渡ろうとするが、海峡は荒れており潮流が速い
☆ヤマトタケルは、海神の怒りを鎮めて先へ進みたかった
☆ヤマトタケルに、同伴していた妻のオトタチバナヒメが提案する
*私があなたの身代わりとなって海中に身を沈めます
*あなたは東征の使命を呆たして、そのご報告を天皇にしなさい
☆荒れる海を鎮めるには生贄を捧げるのが一番と信じられている時代
*ヤマトタケルはオトタチバナヒメを人身御供とすることにした
☆オトタチバナヒメが海神の妻として捧げられると
*浦賀水道は自然と穏やかになる
*ヤマトタケルは船を進めて上総国に渡っていくことができた
☆『古事記』にオトタチバナヒメとの出会いは記されていない
(敬称略)
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⛳出典、『眠れないほど面白い古事記』
悲劇の人・ヤマトタケル1
(ネットより画像引用)
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