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『睡眠不足=免疫力低下』『がん細胞夜間に移動する』

2024年12月08日 | 医療
🌸睡眠不足は、全身的に慢性炎症が起こりやすくなる

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

睡眠不足は免疫力低下につながる
 ☆睡眠はわれわれにとって必須のもの
 *慢性的に睡眠欠如状態が続くと、感染を起こしやすくなったり
 *体内で炎症が起きやすくなったりする
 *無理に長時間、睡眠不足を誘導すると、からだの所々で炎症が起こる
 ☆それらは、実験的にマウスにでも証明されている
 *睡眠欠如状態脳内では、PGE2生埋活性物質が放出される
 *それが血液脳関門を越えて末梢に移動して、
 *末梢の免疫細胞に働いて炎症性サイトカインを多量に放出させ
 *結果、種々の臓器で障害が起きて、多臓器不全により死亡している
 ☆人間では睡眠時間が短いとがんや脳血管障害による死亡率が上昇する
 *1日の睡眠時間が5時間の人は7時間の人に比べて
 *約30%高い全死亡率を示している
 *原因のひとつは、睡眠不足のために造血系、免疫系に悪影響が及び
 *からだが炎症を起こしやすくなり
 *その結果、免疫力が低下することにある
 *特に自然免疫に関わる骨髄系細胞をたくさん作るようになり
 *このためにからだで炎症が起こりやすい状態となっていた

睡眠不足は、がんを排除しにくい体になる
 ☆がんで死亡するのは、ほとんどの場合、転移によってです
 *がん細胞が元のがん組織から離れて別の組織に移動をした結果
 *肺、肝臓、脳などの主要臓器に転移が起こると
 *死亡のリスクが大きく上がる
 ☆転移を未然に防ぐことががん治療の成功のために大事なこ
 *どのようにして転移という現象が誘導されるのかよくわかっていない
 ☆その中で、最近ひとつわかってきたことは
 *がん細胞ががん組織を離脱して血液中に出現しやすいのは夜間である
 *われわれの睡眠時である
 ☆がん細胞が血液中に出現したからといって
 *それがすぐに転移につながるわけではない
 *それは、われわれの免疫系が、がん細胞を認識し攻撃・排除するから
 ☆これに関してひとつ大事なことがある
 *われわれの免疫は、昼間のほうが夜よりもよく働く
 *適度な交感神経刺激だ、免疫がより良く働くようになっている
 ☆1日の中でわれわれの免疫力が下がってくる夜間に
 *がん細胞の転移が起きやすいというのは、都合がいいことではない
 *ここに睡眠不足が加わると、免疫力はさらに低下するので
 *血液中のがん細胞をもっと排除しにくくなる

睡眠をとることは、われわれのからだの防御にとり大事
 ☆われわれには自己反応性のリンパ球が少数いる
 ☆制御性T細胞などのブレーキをかけるメカニズムが複数働いている
 *ふだんは自分のからだを攻撃しないようになっている
 ☆睡眠不足が続くと、アクセルとブレーキのバランスが崩れて
 *アクセル優位となってしまい、自己に対する免疫反応が始まる
 ☆睡眠不足になっても自分はあとで寝だめをするので大文夫?
 *しかし「寝だめ」では睡眠不足による悪影響がうまく解消されない
 *やはりふだんから規則正しい睡眠習慣を身につけるのが大事です
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』





『睡眠不足=免疫力低下』『がん細胞夜間に移動する』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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