🌸戦国時代の英雄と剛毅な妻たち
『要旨』
☆日本の戦国時代にも夏姫のような美魔女が存在した
*彼女の名前は小少将(こしょうしょう)
*彼女の名前は小少将(こしょうしょう)
*徳島県の有力武家で西条東城城主の日本牧西の娘
☆四国の権力者と次々と結婚した「小少将」
*そこに関連する相手はことごとく亡くなっていく
*まさに、春秋時代の夏姫さながらだと言える
☆平安時代後期の日本における美人
*『男衾三郎絵詞』にみる、日本での美人の定義
*「おかめ」が美人『平家物語絵巻』や『源氏物語絵巻』でも同様
「夏姫」「小少将」「男衾三郎絵詞」「おかめ」
(ネットより画像引用)
⛳四国に日本版「夏姫(かき)」「小少将(こしょうしょう)」
☆歴史上、美しい女性は何かと騒動の種になりがち
☆春秋時代に中国に存在した女性・夏姫などの女性がいる
*彼女が最後の色恋沙汰に巻き込まれたときは、50代を超えている
*ものすごくモテる女性だったとしか考えられない
*ものすごくモテる女性だったとしか考えられない
*究極の美魔女といえる夏姫
☆日本の戦国時代にも夏姫のような美魔女が存在した
*彼女の名前は小少将(こしょうしょう)
*彼女の名前は小少将(こしょうしょう)
*徳島県の有力武家で西条東城城主の日本牧西の娘
*この女性こそが、まさに戦国時代の「夏姫」ともいえる人物だた
☆小少将は、阿波の国の守護大名細川持隆の妻になる
☆小少将は、阿波の国の守護大名細川持隆の妻になる
*持隆との間に、真之という息子を産み実体に殺害され未亡人となる
*その後、彼女は持隆を殺害した実体の妻になる
*その後、彼女は持隆を殺害した実体の妻になる
*2人の間には三好長治と十河存保などの二人の男児が生まれた
*結婚して九年ほど経て、実体も戦死する
⛳四国の権力者と次々と結婚した「小少将」
☆頭を丸めて尼にでもなるのかと思われた小少将
☆小少将は、三好実体の家臣であり、阿波木津城主篠原自遁と結婚した
☆父は違うが母は同じで、自分の息子2人が殺し合いを始めた
*結婚して九年ほど経て、実体も戦死する
⛳四国の権力者と次々と結婚した「小少将」
☆頭を丸めて尼にでもなるのかと思われた小少将
☆小少将は、三好実体の家臣であり、阿波木津城主篠原自遁と結婚した
☆父は違うが母は同じで、自分の息子2人が殺し合いを始めた
*自分が細川持隆との間に産んだ細川真之と
*三好実体との間に産んだ三好長治という2人の息子
*阿波国を巡って殺し合いを始め、長治は25歳で戦死する
☆小少将は54歳
☆小少将は54歳
*彼女は長宗我部元親の側室になって
*長宗我部右近太夫という息子を産んだ
*小少将の子右近太夫、長宗我部元親の五男で、関ケ原では西軍につき
*小少将が生んだ右近太夫も兄と一緒に腹を切らされた
☆小少将は、四国の権力者と次々に関係を持ち
☆小少将は、四国の権力者と次々に関係を持ち
*そこに関連する相手はことごとく亡くなっていく
*まさに、春秋時代の夏姫さながらだと言える
⛳『男衾三郎絵詞(おぶすま)』にみる、日本における美人の定義
☆明治の頃に撮影された美人で誉れ高い芸者や遊女の写真を見ると
⛳『男衾三郎絵詞(おぶすま)』にみる、日本における美人の定義
☆明治の頃に撮影された美人で誉れ高い芸者や遊女の写真を見ると
*私たちの感覚から見てみても、確かに美人が多い
*現代に残る絵巻物や浮世絵は、デフォルメしたものに過ぎず
*現代に残る絵巻物や浮世絵は、デフォルメしたものに過ぎず
*本当は現代にも通じる美人だった
☆美人の定義として面白いのが鎌倉時代『男衾三郎絵詞』
☆美人の定義として面白いのが鎌倉時代『男衾三郎絵詞』
*この物語は、継子いじめの物語
*男衾三郎は、兄の忘れ形見である少女を養う
*男衾三郎は、兄の忘れ形見である少女を養う
*その少女が、なんと絶世の美少女
*叔父に引き取られた彼女は、さまざまないじめに遭う
*結局若い公達、すなわち王子様に見初められて幸せになるというお話
*結局若い公達、すなわち王子様に見初められて幸せになるというお話
☆絶世の美少女の絵を見てみると
*引き目・かぎ鼻に加えて、小さなおちょぼ口、しもぶくれの顔
*長い黒のストレートヘア、すなわち「おかめ」でした
*「おかめ」が美人『平家物語絵巻』や『源氏物語絵巻』でも同様
☆不美人の描かれ方
*髪の毛は、まるでパーマをあてたようなウェーブするくせっ毛
*目はぱっちり、鼻も高い
☆人間の美的な感覚は時代と共に移り変わるのがよくわかる
(敬称略)
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⛳出典、『愛憎の日本史』
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