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「持統天皇と長子相続」「孝謙天皇」「斎王」

2024年01月24日 | 歴史
🌸 天皇家の「愛」と「憎しみ」2

『要旨』
 ☆「単婚小家族」は現代の時代の「核家族」と同じ
 *単婚小家族の家族形態、貧しい時代それをとるしかない形態である
 ☆持統天皇が、天皇家の家族制度を大きく変えた
 *単婚小家族のような「ヨコの継承」を実施している天皇の継承
 *現在のように「タテの継承」が行われるようにした
 ☆純潔を重んじられていた、女性皇族たち
 *彼女は奈良の大仏を建てたことで知られる聖武天皇の娘
 *即位した孝謙天皇が不幸だったのは、結婚が許されなかったこと
 ☆「斎王」とは、天皇家の娘内親王が、伊勢神宮の神様の嫁になること
 *斎王が神の住まう場所斎官にいる間、男性とは交わってはいけない









「持統天皇と長子相続」「孝謙天皇」「斎王」
(ネットより画像引用)

⛳「単婚小家族」は現代の時代の「核家族」と同じ
 ☆トッド理論、単婚小家族が最初に生まれ、その後何百年かの時を経て
 *家族形態である直系家族が生まれるとしている
 ☆東アジアなら中国の周辺にある朝鮮や日本、ベトナムなどの国
 *最も古い家族形態である単婚小家族が生まれている
 ☆ギリシャ、ローマ、イギリス、フランス、ドイツという周辺国に
 *単婚小家族が発生する
 ☆その後、中国やギリシャ、ローマといった文明の中心地域に
 *共同体家族が生まれる
 *単婚小家族は、現代の「核家族」と同じような形態
 ☆最も古い単婚小家族の家族形態が、現代によみがえっている理由
 *貧しい場合は、単婚小家族という家族形態をとるしかないからだ

 *現代の日本は、人々が単婚小家族を選ばざるを得ないほどに
 *貧しい世の中になっているのかもしれない

持統天皇の自己愛が変えた日本の天皇家
 ☆天皇家の系図を分析すると
 *二十六代の継体天皇以降から今上天皇に至るまで
 *ほぼ確実に血がうながっている
 *27代の安閑天皇、28代の宣化天皇、28代の欽明天皇
 *天皇の座を兄弟間で受け継いでいる
 *即ち、単婚小家族のような「ヨコの継承」を実施している
 ☆現在のように「タテの継承」が行われるようになるのが
 (父から息子へ、息子から孫へ受け継がれる直系家族)
 *持統天皇以降の女性天皇たちが登場した時代
 ☆持統天皇
 *父である天智天皇や夫の天武天皇がめざした
 *中国のような律令国家を作ろうと尽力した
 *持統天皇は中国に倣って、長子相続を規範とした
 *国造りの必要性を感じたのかもしれない
 *「父の血統を受け継ぐ、自分の血統を天皇家に残したい」気持があった
 ☆持統天皇以降、長子に皇位を譲るための
 *「中継ぎ」として、生まれた女帝天皇は少なくない
 ☆持統天皇が、天皇家の家族制度を大きく変えた

純潔を重んじられていた、女性皇族たち
 ☆奈良時代は非常に女性天皇が多く誕生した時代
 *持統天皇以降、奈良時代には4人の女帝が誕生している
 ☆女帝の中でも、特に異色なのが孝謙天皇
 *孝謙天皇がほかの女帝と大きく違ったのは
 *女性でありながら「皇太子」であったこと
 *女帝が生まれるのは、中継ぎという意味合いが強く
 *女性の系統で皇位が継承されることはありませんでした
 ☆唯一の例外が、孝謙天皇
 *彼女は奈良の大仏を建てたことで知られる聖武天皇の娘
 *聖武天皇には男子がないが、聖武天皇が仏教に帰依するために
 *天皇の座を退いた
 *跡を継ぐのは彼女しかいなく、阿親王は孝議天皇として即位した
 ☆即位した孝謙天皇が不幸だったのは、結婚が許されなかった
 *歴代の天皇家の女性を見ても、生涯独身が大半
 *孝謙天皇も皇位こそ継いだものの、生涯独身だった

当時の女性皇族は結婚しなかった理由
 ☆男女の交わりで、女性の神聖性が減される感覚が根強かった
 *男性は、女性と交わりで、「純潔を穢された」とは言われない
 *多くの場合、男女の交わりは、女性が男性を受け入れる形をとる
 ☆「斎王」とは、天皇家の娘内親王が、伊勢神宮の神様の嫁になること
 *斎王が神の住まう場所斎官にいる間、男性とは交わってはいけない
 *斎王は純潔を守っていたといっても、表向きだけであったようです
 ☆平安時代の物語『伊勢物語』に
 *在原業平が斎王と関係を持つ話が記されている
 *元斎王が自分の実の兄後深草上皇と関係を持つシーンも描かれている
 ☆皇族と同様、高位の僧侶も表立って伴侶を取らなかった
 *女性の代わりにお稚児さんを相手に男色に走る人がいた
 ☆僧侶の周辺を調べていくと「真弟子」という言葉が出てくる
 *息子と言う意味だ
 *神聖な存在であっても、異性と行為に及んだのでは
                       (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『愛憎の日本史』

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