慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

裁判官「償い」の歌と意味で説明

2023年09月06日 | 司法
🌸裁判長の泣けちゃうお説教20





駅ホームで発生した集団暴行
 ☆「おい、ちゃんと謝れよ― おかしいだろ」
 *走行中の電車内で、男性は大声を張りあげました
 *その怒号が向けられた先は、幼さが残る少年ら4人組
 ☆三軒茶屋駅のホームに降りた男性
 *閉まりかけたドアを両手で押さえ、ふたたび大声で説教を始めた
 *少年らはホームヘ駆け降りて、男性を取り囲むといつせいに襲いかかる
 *殴る蹴るの暴行をくわえた
 ☆数日後、被害男性が死亡した事実をテレビのニュース報道で知り
 *事の重大さに気づいた少年4人は、警察署への出頭を申し合わせした
 *父親に付き添われて近くの警察署を訪れた主犯格の少年

歯切れの悪い加害者の弁
 ☆法廷で、検察官や弁護人から質問を受けるたび
 *少年たちは、ひたすら謝罪の言葉を繰り返しています
 *その言葉には後ろめたい気持ちが感じられず、単調なもの
 ☆傍聴席では、犠牲となった男性の遺族が唇を噛みしめ
 *少年らの歯切れの悪い受け答えを聴いていた
 ☆自分たちが理不尽な「裁判ざた」に巻き込まれたかのような
 *「被害者意識」がもれ出ている
 *全員があたかも「俺のせいじやない」といいたげ
 ☆裁判が終わるまで適当にやり過ごそうとしている
 *裁判長は鋭く感じ取っていたのでしょう
 *裁判長は実行犯の少年らに対し3年間の実刑判決を言い渡した
 ☆酒に酔った男性を執拗に痛めつけ、死に至らしめた集団暴行の態様
 *極めて悪質だつたと断じながらも、少年らは成長途中の未成年者であり
 *将来、立ち直る可能性が十分にあると認めたことから
 *最短で懲役3年という刑を決めた

「償う」とはどういうことか
 ☆裁判長は判決文の書面から顔を上げ、少年らに尋ねた
 *君たち、さだまさしの『償い』の唄を聴いたことがあるでしようか?

 ☆歌詞が心に響く印象的な楽曲
 *交通死亡事故を起こした「ゆうちゃん」は
 *遺族に許してもらうまで、給料日に真っ先に遺族へ仕送りをする生活
 *毎月つづけ事故から7年目のある月に
 *「もうお金は送らなくて結構です」との手紙を遺族から受け取った
 *それでも「ゆうちやん」は、遺族へしばらく仕送りをつづけた
 ☆取り返しのつかない過ちを許してもらうため、人は何をすべきなつか
 *罪を償うとは、どういうことか
 *この唄の、せめて歌詞だけでも読めば
 *なぜ君たちの反省の弁が人の心に響かないのか
 *きっとわかってもらえるはずです
 ☆裁判長はそう締めくくり、閉廷を宣言した
 ☆並の裁判官なら
 *「あなたの反省の弁は、心に響いてきませんね」
 *「口先だけに聞こえます」などと
 *ストレートに説教しそうなところです
 ☆少年らの反省の薄っぺらさに、自分自身で気づかせようとした
 ☆法律や判例の理論だけでなく
 *時代の流行や世間智などにも幅ひろく触れている裁判官でなければ
 *なかなか実践できない説諭です
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』

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