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「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在2

2021年11月02日 | 歴史
🌸「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在2

遠藤周作著『沈黙』を読み解く
 ☆日本という国で、神様のご裁断、「みんなが納得する」か疑問
 ☆日本人の、神様や仏様に向けての信心の判断が難しい
 *口では「神を信じています」と言っても
 *心の底から信じているかどうかは別問題
 ☆遠藤周作が書いた小説『沈黙』を題材にして作られた映画
 *キリスト教の宣教師が『踏み絵』を迫られた
 *お前が転べば、キリスト教徒の疑いの島原の民を殺さなくても済む
 *役人に言われた宣教師は、皆を助けるために
 *キリスト像の描かれた絵を踏みます
 *絵を踏んだ後、宣教師は日本人の名前を名乗り
 *日本人の妻をもらい、生涯を日本で過ごします
 *彼はキリスト教の信仰を捨てたかのように見えます
 *心の中ではキリスト教に対する熱い信仰を抱き続けていた
 *映画では、そのことを肯定的に捉えていた
 ☆遠藤周作が書いた小説では話が違っている
 *宣教師は、血を吐くような想いで神に問いかける
 *あなたを信じる、罪のない無事の人々が、酷い目に遭っています
 *あなたの名前を呼び、酷い目に遭っています
 *あなたの声を聞かせてください
 *なぜあなたは沈黙しているのでしょうか
 *この作品の『沈黙』のタイトルの意味するところです

 ☆『沈黙』の作品の中でキリストは、発言している
 *踏みなさい・構わない・私の顔を踏んでお前が助かるならば
 *私は喜んでお前に踏まれようと言う
 ☆キリスト教会の伝統的な主張
 *キリストの尊顔を踏むくらいならば、殉教して死ね
 *それが真のキリスト教徒だという考えがある

殉教したくて日本を目指した宣教師たち
 ☆豊臣秀吉以降の日本では、キリスト教は弾圧をされていく
 ☆キリストの宣教師たち、辺境の地の日本にやってくるのかの疑問
 *迫害されるリスクが高い
 ☆キリスト教近代史の研究者その疑問に答える
 *彼らは殉教がしたい、キリスト教のために死にたく日本に来た
 *酷い目に遭っても問題ない、自身の命より尊いものがあるから
 ☆「殉教」は、簡単なものではない
 *未開の地の原住民に遭遇し、コミュニケーションも取れないまま
 *殺された場合、殉教にはならない
 ☆「殉教」とは。文明や文化のある土地に行き
 *キリスト教とは何たるかを現地の人に伝えた末
 *反発に遭って殺された場合、初めて殉教とみなされる
 *「この死は殉教かどうか」バチカンで決められる
 ☆当時の世界で、きちんとした文明があり
 *キリスト教に対して強く反対している土地は日本だけ
 *宣教師たちが殉教できる国は、日本しかなかった
 ☆宣教師たちは、日本に殉教しに来ていたのだ

⛳辛い思いをして殉教するほど、神に近づくことができるキリスト数
 ☆キリスト教宣教師たちは、何故殉教したいのか
 *神を深く信じている人が、神のために死んだ場合、
 *それは大きな栄光だとされている
 *死んで天国に行った折には
 *キリストが自分を側近くに置いてくれると考えられている
 *死後の世界でもできるだけ神様に近づきたい
 ☆自分の身に自分で苦痛を与えて他人に尽くすような人でないと
 *天なる神の近くに行ける資格は与えられない
 *神を賛美し、酷い死に方をすればするほどに
 *神に近づくことができる
 ☆宣教師たちは、殉教したくて日本にやってきた
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の論点』






「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在2
(ネットより画像引用)

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