麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

劇団の存続について(前篇)

2012年07月16日 | 東演
劇団ジャブジャブサーキット
第51回公演『死ぬための友達』
7/13~16、ザ・スズナリ
本日無事千秋楽を迎えました。

めっちゃ熱~い東京
海にでも繰り出したい中
昨夜の102名を筆頭に多くのお客様に
ご来場頂きました。
改めてありがとうございました。

タイトルもなかなか凄く。
ただアンケートには
(これがまた本当に沢山お書き頂きました)

その斬新なタイトルに惹かれて、
ってのが結構ありました。

さて前回のブログにも書きましたが。
今回は主力が結構お休みで。
オーディション選考の三人を含む
若手の多い演目でした。

      

「僕は基本当て書きなんです」
作演出のはせさんはよく言うけれど、
彼の「当て書き」は皆の連想する
それとは少し違う。
一捻り効いたというか、役者の内面や
可能性に対して書かれる役になる。

今回の『死ぬため~』でも、
若手が光る舞台に仕上がっておりました。

いわゆる「現代劇」の世界には
古くから「劇団一代論」ってのがあって。
と言いながら老舗は80年ちかい歴史を
辛苦の上に刻んでもいます。
様々な問題を内包しながら・・・。

そもそも「一代」存続することが
まず困難で、分裂や解散は日常茶飯事。
そんな中JJCは、創立27年。
東京公演をはじめて21年。
メンバーの新陳代謝を繰り返しながら
作品の質を落とさずに今ある点で、
日本でも稀有な存在だと思う。

※つづく※

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