麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

女1:男2

2013年08月01日 | 身辺雑記
引越業者のトラックが信号待ち。
中にはハンドルを握る男性がいて、
その隣に女性、さらに隣に男性と、
三人が揃いの服で乗車していた。

皆二十代に見える
その顔からは笑顔が弾けていた。
その日の仕事が順調に終わった充実。
加えて、というべきか順調の
《そもそも》とでもいうべきか……
要は男女三人の座組が
良かったのではないか、と、
走りだした車が視界から消えるのを
背中に見ながら思った。

むさくるしく野郎三人で組むより、
多少腕力は劣っても、
台所まわりなど
逆に力を発揮する分担もあって
《いきものがかりシフト》の方が
良いに決まっている。

あ。
我々の時代は女子一人に男二人を
《ドリカム状態》と言ったものだが、
今それを何とよんでいるのだろうか。
知らないので地元神奈川の雄の名を
出してみたけれど

それはさておき。
女1:男2の比率がドラマの基本だ。
夏目漱石の『こころ』から
あだち充の『タッチ』まで。

前者は他人だが、後者は兄弟で
一人の女性に想いを寄せる筋書。

「このマンガがすごい!」で
2013年オンナ編二位に輝いた
穂積の『式の前日』に収録された
『モノクロ兄弟』も兄弟、
しかも双子が今は中年となって
青春期を振り返る珠玉の一編。

その穂積も我が神奈川出身。
それから偶然だが今日、
八月一日は「ほづみ」と
読むことができる。
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