【京花、demi、milieu】
(手前=佐藤礼菜、奥=安藤みどり)
16日に開幕した劇団俳優座LABO公演vol.38
『京時雨濡れ羽双鳥』『花子』は
(作/田中千禾夫、演出/森一、於/俳優座5階稽古場)
本日6ステージ目を終えて、ちょうど中間(milieu)。
半分(demi)を終えて折り返します。
17日のアフタートークで、みなもとごろう氏が
三島由紀夫と田中千禾夫の比較論を展開。
前者は世界的作家で、後者は現在においては
国内ですら万人に知られているとは言えないが、
実は大きな仕事をした一人だという持論。
例えば「戦後の戯曲」との切り口で言えば、
発表された時期が1945年8月15日以降という点で
「戦後の」と言うことは勿論できる。
が、それは戦前戦中に書かれたものだったり、
心持ちがまだ戦後でないものも多く、
真の意味での「それ」を書いた作家こそが
田中千禾夫であると私は思う、と。
(右から順に、安藤、河内浩、関山杏理)
写真は、一枚目と四枚目が『花子』
二、三枚目が『京時雨濡れ羽双鳥』である。
(撮影は三枚目のみ、若井なおみ。他は坂内太)
(橋の上=右が釜木美緒、左が小島颯太、橋の下=右が安藤、左が辻井亮人)↑
(右から順に、河内、佐藤、安藤)↓
後半は、さらに加速します!
『京時雨~』約70分、『花子』約30分。途中休憩あり。
明日は完売ですが、他はまだチケットございます。