麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

きょうはなゆめみづきのこえをきく

2022年03月04日 | 俳優座

【京花、夢見月の声を聞く】

 

二月は短いせいもあるかも知れませんが、

はや、三月になりました。

と、書いて「下書保存」した1日の昼

……から時計の針が進んじゃって、

劇団俳優座LABO公演vol.38

『京時雨濡れ羽双鳥』『花子』の

開幕まで二週間を切ったのである。

12日後が初日

 

今月の異名はもっとも有名な弥生のほか、

花月(かげつ)、嘉月(かげつ)、暮春(ぼしゅん)

ほか題名に使った夢見月や

建辰月(けんしんづき)など、なんて

悠長にも言っていられない時期となりました。

 

 

この数日で新聞取材も二社、来団いただきました。

小道具も稽古場に入りました。

上の写真は、田中千禾夫邸の庭での、古い一枚。

右から、本作品の作家の田中千禾夫、

隣が夫人で作家でもある田中澄江。

 

劇作家として立って18年のち、

千田是也らに請われて俳優座に籍を置いた

田中千禾夫は以後、座付作家として、

また演出作品も多く発表し、

1995年、享年90歳で天に召されました。

 

そんな座としても財産たる千禾夫作品ゆえ、

丁寧に丁寧に紡いでいます。

『京時雨~』は俳優座では初めての上演。

『花子』は、千禾夫がまだ俳優座に入る前に書き、

俳優座で初演した作品だ。

2/8弊ブログにも書いたけれど、初代花子は

下村節子(当時。現在は河内節子)さんで、

今回の出演者・河内浩の実の母だ。

河内は花子の父を演じる。

 

 

唐突に小道具の写真。

そして、プロモーション映像は、こんなんです。

 

OGPイメージ

俳優座LABO『京時雨濡れ羽双鳥・花子』PV

 

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