床屋さんに行きました
いわゆる「1000円カット」系。
昨今、あらゆるものの値上げの中、
こないだ1200円だったところが
1350円に
彼ら彼女らにも生活があるから、
と思いながらもペラペラの利用券を
握る指先に力が入る昼下がり。
このビジネスモデルが出始めた頃
「やっぱ散髪は馴染みの処で、
近況など話しつつ、顔や首筋に泡当てて、
そこにヒヤッと剃刀の刃。それだよ~!」
などと言う人が多くて。
私もそちらよりだったのだけれど、
気づけば1000円派に。
大事な会議が地方であるのに
しばらく休みも取れずにいて、
いよいよ明日に迫ってしまった
そんな時、乗換駅の改札にあって、
ここで10分なら行けるぞ、と
飛び込んでみたら意外に良い仕上がり
確か、そんなきっかけから
(勿論、懐事情も大きな要因で)
トランスファーしたような記憶がある。
さて、目線を逆にして。
鋏を持つ側も、普通の理容美容店から
転職される方も多いと聞くので。
「嗚呼、うなじ、剃りてぇ~」という
感情に突き動かされることも
あるんじゃないかしらん、と察します。
今はもーしないけれど。
若気の至りで、客として観に行った芝居の
終演後に、演者と観客が道を塞いで、
そこに地元民が自転車でやって来る。
制作さんは他の仕事に追われて不在のよう。
「はい、自転車通りまーす」