麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

好きなスポーツ選手

2023年10月12日 | スポーツ

昔、「巨人大鵬玉子焼」という流行語があった。

筆者世代は「あぁ、あったね」となる、

高度経済成長期の、昭和40年代あたりの

雰囲気を表現する言葉で。

「こどもが好きなもの」として発せられ、

ひいては「時代」の好むものとされた。

 

さて。

あるスポーツ財団が2年ごとに

幼児から青少年までを対象に、

スポーツの実施頻度や実施時間、

運動強度などを調査していて。

 最新の調査は2023年6~7月に実施。

そのなかに12~21歳を対象とした

「好きなスポーツ選手」調査があり、

272名の名前が挙がったのだという。

 

1、大谷翔平(22.3)野球

2、三笘薫(3.1)サッカー

3、リオネル・メッシ(2.7)サッカー

4、石川祐希(2.3)バレーボール

5、羽生結弦(2.0)フィギュア

6、八村塁(1.7)バスケットボール

7、桃田賢斗(1.6)バドミントン

8、高橋藍(1.4)バレーボール

9、イチロー(1.3)野球

10、河村勇輝(1.1)バスケット

同、丹羽孝希(同)卓球

同、ステファン・カリー(同)バスケット

同、ラーズ・ヌートバー(同)野球

・・・上記がトップ10。

 ※カッコ数字はパーセンテージ。

 

一部のスポーツに偏らない選手名が並び、

それは良い意味で驚きである。

 

そんな中、冒頭示したプロ野球と大相撲、

また30周年を迎えたJリーグが0。

これは反対の驚きである。

野球とサッカーはランクインしているけれど、

現所属がメジャー海外サッカー。

ただベスト3を占めたのは、さすがだ。

 

一方、我が愛するバレーボールの二人は大健闘。

嬉しい上に、石川の4位は凄い

順位に相応しい十二分の能力があると知った上で

「羽生超え」に関して、ま・まじか?となる。

対して、女子プレーヤー0は寂しい。

恐らく、調査時期との兼ね合いもあるのだろう。

  

例えばテニスやゴルフがないのも、

シーズンとの絡みと類推される。

 

重複になるが、念のため。

12歳から21歳対象で、3000人抽出1495人回答。

なので世代別となれば、顔触は随分ちがっていて、

それはそれで面白いのだが、今日は触れません

 

競技人口が以前よりは平たくなり、

かつ裾野拡大の努力が実る実らないもあって、

結果、実ったスポーツのスターの名前が

反映されたのだろうと、察しています。

 

〈スポーツの日〉にアップしたかったけれど、

その週すら終わりそうな……秋づいた金曜日に。

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