麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

今こそ真水健康法

2024年07月22日 | 身辺雑記

私の父は豪放に見えるキャラで、

一方繊細な部分もあった。

・・・まぁ地球上の生物の大半が

二面性を持っているのだろうけれど。

酒も煙草もバカバカ呑んだ一方で、

(そーいえば煙草を呑む、

というのを聞かなくなったなぁ

健康法の本が碁盤の上に乗って

・・・父は囲碁が趣味で、

ただ二人の息子はてんで興味なく、

休日は一人で石を並べていた。

今思えば、かなり高額の盤上に

時折囲碁の本と一緒に在り・・・

中でも「真水健康法」は

インパクトがあった

 

こども心に「あの真水」で

健康になるのかよ?!〜と。

まだミネラルウォーターなぞ

たしなむことはなく

水道水をガブガブ飲んでいて、

「ちょっと変な味すっけど」

と思いつつ公園の蛇口からも

ゴクゴク飲んでいたガキンチョに

真水と健康は結びつかなかった。

 

などと、つらつら書いたのは

「水が苦手な子が増えた」

「ジュースやスポーツドリンクを

常飲する為、味のない水が苦手」

という〈衝撃の記事〉を目にして。

何なら、親もそうだと言う。

親御さんまで

……そうだ、私はもうとっくに

「おじいちゃん」世代なのだった。

同年代にはジイジ、バアバと呼ばれ

目を細め、財布の紐を緩める派が

確実に存在する。

 

 

本題に戻る。

1976年初版の『真水健康法』は、

副題が〈最後の自然食・

生きた水の飲用法〉とある。

著者は栗山毅一で、他にも

『食事療法 』『食事百一話』 など

健康全般に関する書籍を

50年代から多数発表している。

 

76年ってことは、私は小四。

なるほど吃驚するお年頃。

ただ10歳は、表紙にのみ驚いて

中身は読んでいない……ので、

栗山式健康法を喧伝する意図はなく、

ただただ水が飲めない子の

少なくないことに天を仰ぐ、夏

 

コメント
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