タカ長の友だちが心の病気のため入院生活をして最近退院しました。このブログのファンの一人です。その彼の目に触れることを意識して、、、彼の病気全快を願ってこのブログを書いています。
韓国の「クェンチャナ文化」のことです。クェンチャナ文化、と言ってもタカ長が勝手に言っているだけですから、参考書を探しても出ていないですよ。
写真はネットより借用
その日私たちはソウルを旅行していました。この写真と同じような快晴でした。
欲張りな案内役としては先ず南山(ナムサン)のソウルタワーの展望台からソウルの概要を見てもらって、出来るだけ多くの所を案内したかったのです。いま考えればおかしいのですが、その時はマジで朝早くソウルタワーに行ったのです。しかし、まだ営業時間前でした。それも1時間以上も、、、、、。
チョッと困ったタカ長はダメもとでピストルを持って職務していたガードマンに、展望台に上げてくれるように頼んだのです。韓国語が出来るわけではありません。英語は中一程度、相手のガードマンは英語が理解できません。それでもとにかく頼んでみたのです。
タカ長の意向を知ったガードマン氏は誰かと電話で話をしていましたが、すぐに展望台にあがることを許してくれたのです。
写真はネットより借用
営業時間の1時間以上も前ですから展望台には誰もいません。丁度このような状態でした。ガードマン氏が私たちと一緒したわけではありません。展望台の売店の人も出勤していません。本当に私たちだけの世界でした。
ソウルタワーの展望台は2フロアあります。そこでゆっくりと観光して下りようとした頃最初の売り子さんが上がってきました。
もし私たちが悪い人なら爆発物を仕掛けることも売店の商品を万引きすることも可能でした。もちろん私たちの仲間にはそのようなことをする人はいませんが、それにしても良く上げてくれたものだといま頃思っています。
帰国して韓国通の友だちにそのことを話と、韓国人がそのようなことをお願いしたら叱られるそうです。しかし、外国人は韓国の様子が分からないのだからこのような依頼を受けることもある、と言うのが彼らの考え方なのです。
日本でこのようなことが出来るでしょうか?
営業時間の1時間以上も前に外国人が東京タワーに上げてくれと言ってきたら無条件で上げてくれるでしょうか?先ずダメですね。
私たちの経験は数年前のことですから、いまソウルタワーに行っても同じようなことが出来るかどうかは不明ですが、以上のことは私たちが実際に経験したことなのです。
その日私たちは安東(アンドン)に行くため慶州(キョンジュ)のバスターミナルでバスを待っていました。安東行きが発車するホームにはウルサン行きのバスが止まっていました。そのバスが何かの事情で発車が遅れていたのでしょうか、私たちが乗る安東行きのバスがターミナルに入ってきましたが、所定のホームにバスがいたので隣のホームに入って止まりました。
これはそのとき写した写真ではありませんが、韓国を個人旅行するときはバスの行き先くらいは読めることが必要条件になります。タカ長は韓国語はほとんど出来ませんが、行き先表示くらい何とか読むことが出来ます。そのため自分の乗りたいバスが隣のホームに入ってきても対応できました。
〇〇行きはxx番ホームから出発、と言うのはあくまで原則で彼らは簡単に隣のホームにバスを止めるのかも分かりません。
町のバス停でバスを乗るときでも、日本のように自分の目の前に自分の乗りたいバスが止まる、と考えないほうが無難です。韓国では多くのバスが走っていますからバス停でバスが2台も3台も止まることは珍しくありません。その場合は少し離れたところで客扱いをしてそのまま発車してしまいます。バス2~3台分くらい走って行って自分の乗りたいバスに乗らないと、極端に言えば一日中待ってもバスに乗ることが出来ないのです。
バスに乗ってもお客が座ってから発車します、と言うようなことはありません。バスが止まるまで席を立たないでくれ、と言うようなアナウンスはありません。気短な運転手はバスが止まる前にドアーを開け、客が乗ると同時に発車し、走りながらドアーを閉めることもあります。
どこかの国とはまったく事情が違うのです。
韓国中部の群山の錦川(クンガン)河口のユブドに鳥を見に行くときに写した写真です。自分たちがセットしたツアー旅行の一こまです。このようなところから乗るほうがユブドに行くのが近いからか、正規の業者に頼んだ船ではないからなのか、事情は知りませんがこのようなところから船に乗ってユブドに行きました。
このなかにはちゃんとした旅行社のガイド(右側でこちらを向いている女性)も乗っているのです。
タカ長の韓国経験の一部を紹介しました。如何ですか?
日本式に悪く言えばいい加減でテレンパラン、良く言えば柔軟性があって合理的、、、、これがタカ長の言う「韓国のクェンチャナ文化」なのです。
韓国語に「クェンチャナヨ」と言う言葉があります。
例えば謝って人の足を踏んだとき「ごめんなさい」と言いますね。言われた人は「いいえ」とか「大丈夫ですよ」とか言うようなことを言いますね。そのときの「大丈夫」に相当する言葉ですが、この言葉はそのような意味を持って広く使われているようです。
タカ長のイメージではアニメの一休さんの「気にしない、気にしない、、」と言うあの言葉のイメージです。小さなことには気にしない、と言うような意味を持っています。
その「クェンチャナヨ」を借りて韓国人のこのような特性を「クェンチャナ文化」とタカ長が勝手に名づけているのです。
例えば上記のバスのこと。先着のバスが何かの事情で遅れていた。そのバスが出発して所定のホームが空くのを待っていたら自分のバスも遅れさせることになる。そのように判断した運転手が空いている隣のホームにバスを止め、定時に発車したのです。
このように考えたらあの運転手をテレンパランな、いい加減な運転手と責めることが出来ますか?それよりは日本のようなキチッとした考え方のほうがおかしいのではないか、とテレンパランなタカ長は考えてしまうのです。
そのとき行った安東の河回村(ハフェマウル)です。タカ長お勧めの観光地です。ご覧のように朝鮮王朝時代の村がそのまま現在に残っているような村です。どのような事情か知りませんが、あの朝鮮戦争でも破壊されることもなく今に残っているのです。
あのエリザベス女王も訪れたことがある観光地です。このようなところを歩くと、文字通りタイムスリップした気分になり、今の世の中のチマチマしたことに気を病んでいる自分が馬鹿らしくなるのではないかと思うのですが、、、、、、
如何なものでしょうか???
韓国の「クェンチャナ文化」のことです。クェンチャナ文化、と言ってもタカ長が勝手に言っているだけですから、参考書を探しても出ていないですよ。
写真はネットより借用
その日私たちはソウルを旅行していました。この写真と同じような快晴でした。
欲張りな案内役としては先ず南山(ナムサン)のソウルタワーの展望台からソウルの概要を見てもらって、出来るだけ多くの所を案内したかったのです。いま考えればおかしいのですが、その時はマジで朝早くソウルタワーに行ったのです。しかし、まだ営業時間前でした。それも1時間以上も、、、、、。
チョッと困ったタカ長はダメもとでピストルを持って職務していたガードマンに、展望台に上げてくれるように頼んだのです。韓国語が出来るわけではありません。英語は中一程度、相手のガードマンは英語が理解できません。それでもとにかく頼んでみたのです。
タカ長の意向を知ったガードマン氏は誰かと電話で話をしていましたが、すぐに展望台にあがることを許してくれたのです。
写真はネットより借用
営業時間の1時間以上も前ですから展望台には誰もいません。丁度このような状態でした。ガードマン氏が私たちと一緒したわけではありません。展望台の売店の人も出勤していません。本当に私たちだけの世界でした。
ソウルタワーの展望台は2フロアあります。そこでゆっくりと観光して下りようとした頃最初の売り子さんが上がってきました。
もし私たちが悪い人なら爆発物を仕掛けることも売店の商品を万引きすることも可能でした。もちろん私たちの仲間にはそのようなことをする人はいませんが、それにしても良く上げてくれたものだといま頃思っています。
帰国して韓国通の友だちにそのことを話と、韓国人がそのようなことをお願いしたら叱られるそうです。しかし、外国人は韓国の様子が分からないのだからこのような依頼を受けることもある、と言うのが彼らの考え方なのです。
日本でこのようなことが出来るでしょうか?
営業時間の1時間以上も前に外国人が東京タワーに上げてくれと言ってきたら無条件で上げてくれるでしょうか?先ずダメですね。
私たちの経験は数年前のことですから、いまソウルタワーに行っても同じようなことが出来るかどうかは不明ですが、以上のことは私たちが実際に経験したことなのです。
その日私たちは安東(アンドン)に行くため慶州(キョンジュ)のバスターミナルでバスを待っていました。安東行きが発車するホームにはウルサン行きのバスが止まっていました。そのバスが何かの事情で発車が遅れていたのでしょうか、私たちが乗る安東行きのバスがターミナルに入ってきましたが、所定のホームにバスがいたので隣のホームに入って止まりました。
これはそのとき写した写真ではありませんが、韓国を個人旅行するときはバスの行き先くらいは読めることが必要条件になります。タカ長は韓国語はほとんど出来ませんが、行き先表示くらい何とか読むことが出来ます。そのため自分の乗りたいバスが隣のホームに入ってきても対応できました。
〇〇行きはxx番ホームから出発、と言うのはあくまで原則で彼らは簡単に隣のホームにバスを止めるのかも分かりません。
町のバス停でバスを乗るときでも、日本のように自分の目の前に自分の乗りたいバスが止まる、と考えないほうが無難です。韓国では多くのバスが走っていますからバス停でバスが2台も3台も止まることは珍しくありません。その場合は少し離れたところで客扱いをしてそのまま発車してしまいます。バス2~3台分くらい走って行って自分の乗りたいバスに乗らないと、極端に言えば一日中待ってもバスに乗ることが出来ないのです。
バスに乗ってもお客が座ってから発車します、と言うようなことはありません。バスが止まるまで席を立たないでくれ、と言うようなアナウンスはありません。気短な運転手はバスが止まる前にドアーを開け、客が乗ると同時に発車し、走りながらドアーを閉めることもあります。
どこかの国とはまったく事情が違うのです。
韓国中部の群山の錦川(クンガン)河口のユブドに鳥を見に行くときに写した写真です。自分たちがセットしたツアー旅行の一こまです。このようなところから乗るほうがユブドに行くのが近いからか、正規の業者に頼んだ船ではないからなのか、事情は知りませんがこのようなところから船に乗ってユブドに行きました。
このなかにはちゃんとした旅行社のガイド(右側でこちらを向いている女性)も乗っているのです。
タカ長の韓国経験の一部を紹介しました。如何ですか?
日本式に悪く言えばいい加減でテレンパラン、良く言えば柔軟性があって合理的、、、、これがタカ長の言う「韓国のクェンチャナ文化」なのです。
韓国語に「クェンチャナヨ」と言う言葉があります。
例えば謝って人の足を踏んだとき「ごめんなさい」と言いますね。言われた人は「いいえ」とか「大丈夫ですよ」とか言うようなことを言いますね。そのときの「大丈夫」に相当する言葉ですが、この言葉はそのような意味を持って広く使われているようです。
タカ長のイメージではアニメの一休さんの「気にしない、気にしない、、」と言うあの言葉のイメージです。小さなことには気にしない、と言うような意味を持っています。
その「クェンチャナヨ」を借りて韓国人のこのような特性を「クェンチャナ文化」とタカ長が勝手に名づけているのです。
例えば上記のバスのこと。先着のバスが何かの事情で遅れていた。そのバスが出発して所定のホームが空くのを待っていたら自分のバスも遅れさせることになる。そのように判断した運転手が空いている隣のホームにバスを止め、定時に発車したのです。
このように考えたらあの運転手をテレンパランな、いい加減な運転手と責めることが出来ますか?それよりは日本のようなキチッとした考え方のほうがおかしいのではないか、とテレンパランなタカ長は考えてしまうのです。
そのとき行った安東の河回村(ハフェマウル)です。タカ長お勧めの観光地です。ご覧のように朝鮮王朝時代の村がそのまま現在に残っているような村です。どのような事情か知りませんが、あの朝鮮戦争でも破壊されることもなく今に残っているのです。
あのエリザベス女王も訪れたことがある観光地です。このようなところを歩くと、文字通りタイムスリップした気分になり、今の世の中のチマチマしたことに気を病んでいる自分が馬鹿らしくなるのではないかと思うのですが、、、、、、
如何なものでしょうか???