タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月30日

2010年03月30日 | タカの渡り観察
天気は回復しましたが、、、、

 今朝は快晴。気分は最高でした。同じ気温でも晴れると暖かく感じます。光は春なのです。



 タカ長観察地のソメイヨシノは昨日開花宣言をしましたが、観察地の裏山のヤマザクラはもう盛りを過ぎてしまったようです。季節は確実に春本番に向かっているのです。



 今朝はこの青空の下を歩きました。裏山を歩きながら空を注目していましたが、何も飛びませんでした。トビもカラスも見ることが出来ませんでした。

 観察地に帰ってみると、思ったとおりタカの渡りはほとんど記録されていませんでした。

 山歩きのあとの汗を拭き、着替えを済ませる前にB山の上で2羽のノスリが帆翔しているのが見つかりました。

 これを皮切りにA山あたりからノスリが流れて来ました。今日の渡りは完全に「午後型」だと言えます。

 とは言っても今日の数字では、ノスリの渡りは終盤を迎えたと言わざるをえません。タカ長観察地はハチクマがやってくるまで暇な日々が続くのでしょう。

 しかし、観察は続けてゆきます。何かの間違いでも良いのですが、サシバの群れがやって来ないかと密かに願っています。



 裏山のショウジョウバカマの芽もまだまだ硬くて開花する予兆を見ることが出来ません。

 今朝はまむしを見ました。と言ってもマムシグサのことです。この時期のマムシグサは背丈も低くて写真に撮ってみたくなりましたが、背景が悪くて写真になりませんでした。

今日の結果


  3月30日     晴

     観察者      ジューヤク タカ長 御大
     観察時間     8:00-16:00

        ノスリ            26
        ハイタカ    西向き   6
        ハイタカ    東向き   2
        ハイタカSP  西向き   3

 天気は良くてもこの数字、そのため春の渡りの前半戦は過ぎてしまったように感じるのです。

今日の角島情報

   観察者     アル長
   観察時間    5:45-13:00

      ハイタカ          32
   
   朝は弱い東風。10時頃から弱い北よりの風。
   飛去方向は30羽が韓国方向で2羽が対馬方向であったと言うコメントをもらっています。

   広島から角島に出かけて行って観察するのは大変なことなのです。地元(と言っても下関に在住のアル長さんは1時間かけて観察地に行くことになるので、本当の意味の「地元」と言って良いのかどうか分かりませんが、、、、)観察して下さると大変助かるのです。

   色々ご苦労があるでしょうが出来るだけ多く観察して下さるよう願ってやみません。