タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月16日

2010年03月16日 | タカの渡り観察
こんな日もあるのですね、、、、、、

 タカ長は午前中仲間と裏山の縄張りを巡視し、今度の雪と雨で倒れた木を片付けてきました。これでメインルートは安心して歩くことが出来ます。

 裏山を歩きながらいつも空を注意していました。しかし、飛んだのはトビが1羽だけでした。何となく悪い予感がしていました。

 観察地に下りて「今日は出ていないでしょう」と聞くと、、、、、予想していた返事が返ってきました。今日は飛んでいないのです。

 午後はまったく鳥が動きませんでした。それにしても、、、、と言う思いが強いのです。いつもは賑やかな観察地のまわりのヤマガラやシジュウカラなどの小鳥類もまったく姿を見せないのです。野鳥の世界に何かあったのでしょうか?

 例えば野鳥の世界の大物が亡くなって国民全体、いや鳥民全体が喪に服していたとか、、、、、。



 このように最悪の日に遠来の客がありました。香川県のビジネスマン氏です。広島の出張を終えて福岡に行く間の時間を割いて、かの有名な(?)タカ長観察地を訪ねて下さったのです。仕事用のスーツとリュックサックを持って観察地まで上がって来られたのですが、鳥の面では結果は最悪でした。

 シーズン中にこのような日はめったにありません。そのような日に出くわすのはある面とても貴重な体験ですが、しかし、心優しいタカ長としては観察地の上を流れるノスリを見ていただきたかったと思っています。ノスリの神様に前借がきくのならせめて50羽くらい前借してビジネスマン氏に見て頂きたかったですね。



 タカカノの報告によると、タカ長団地の桜が咲いたようです。観察地との標高差は約100mですが、観察地の桜はご覧の通りです。今日はまったく話題がありませんから、タカ長観察地の標準木の様子をアップすることにします。





 この桜がいつ咲くか、開花予想は皆さんにお任せします。先日の渡り予報を大きくはずしたタカ長としてはしばらく謹慎することにします。

 今日の結果

   3月16日    晴

      観察者    ジューヤク トビ吉 御大 タカ長
      観察時間   8:00-15:30

        ノスリ           6
        ハイタカ    西向き  6
        ハイタカSP  西向き  2
        ハイタカSP  東向き  2

 謹慎するといいながら明日の渡りは〇になる、と心ひそかに予想しています。◎としないところがミソですよ。謹慎中(?)ですからあくまで控えめに予想しています。