タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

プサンでの観察~5月3日

2011年05月03日 | タカの渡り
 昨日プサンにはいりました。今日も忙しく動き回っています。

 4時に起床。6時前に観察地に着いて観察開始。まじめに働いています。

     

 天気は曇。黄砂がひどくて視界不良。ネットによる視界は0.6kmと出ていました。現場の視界はそれよりは少し良いようです。

 今日の観察地は訪れる人もタカも少なかったです。例年と違う観察開始です。

 最初に展望所にやってきた団体さんはロシヤ系の人たちでした。それ以外は韓国の学生団体が3団体やって来ました。それ以外は静かなものです。朝の散歩をする人もとても少なく思いました。

 最初に現れたタカはハイタカ。これも想定外。

 チゴハヤブサが飛んだのも想定外でした。

     

 肝心のハチクマは1羽の渡りを記録しただけです。しかし、渡りをしないハチクマは何度も現れました。

     5:56 2羽
     8:39 1羽
     8:45 1羽
    10:30  4羽
    11:18  8羽
    11:33  5羽
    11:42  4羽

 ほかにはサシバが3羽現れました。しかし、いずれも渡り行動はまったく見せませんでした。
 上記のハチクマはダブっている可能性がありますが、いずれにしても観察地の近くにハチクマがやっていることは間違いありません。まもなく渡りが始まるはずです。

 もうしばらくお待ち下さい。

     

 観察地の前に現れた4羽のサンショウクイ。

 小鳥も適当に楽しんでいます。

 時間がないため画像処理はまったくしていません。すべてノートリの画像です。

      今日の結果

       5月3日    曇のち晴(黄砂)
      
         観察時間   6:00~12:00

           ハチクマ        1
           ハイタカ        2
           チゴハヤブサ      4

 それではプサンからお別れします。