タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

プサンでの観察~5月8日

2011年05月08日 | タカの渡り
やっとそれらしい雰囲気が出てきましたが、、、

  今日の観察結果

  5月8日    晴 ただし終日霧

     観察時間    5:40~13:30

         ハチクマ        34
         サシバ         22
         ハイタカ        11

 今朝は張り切って観察地に向かいました。天気予報が晴れだったからです。

 晴れは晴れでも今日のプサンは霧でした。昨年も霧に泣かされたことがあります。そのことが思い出されて気が重くなったのですが、とにかく観察地で粘ることにしました。

 2時間後空が明るくなり、それとほとんど同時に1羽のハチクマが渡ってゆきました。

 そのあとも西から霧が流れて来ました。霧の間での観察、と言うことでしょうか?

       

 前半はどちらかと言えばハチクマ、後半はサシバが多く渡ったようです。そのサシバですが多いときには20羽くらいが観察地の上でタカ柱になり、渡らないまま山に消えたり、、、その中の何羽かが対馬方向に渡って行ったリ、、、、、

       

 そのようなことが何度も見られたので数字以上に楽しむことが出来ました。そのような中で今日一番近かったのは、、、、、

       

 頭が長く写っていますがこれはサシバです。観察地の前の木の間から現れて上空でゆっくり帆翔してくれました。しかし、このサシバは渡りませんでした。

       

 これが同じサシバです。近くても画像が何となくクリアでないのは霧のためです。霧の中を飛ぶサシバやハチクマを撮ってはいますが、タカ長のノートパソコンは動きが遅いので、今日撮った画像すべてをチェックして紹介する時間がありません。

       

 海上は終日霧が深くドラの音がいつも聞こえていました。今日は日曜日で観察地の下を遊覧船がフル運航しているようでした。この霧では船長さんの苦労も大変なものがありそうです。

 海からの霧がますます深くなったので撤収しました。

 町に帰っても霧。昨夜からの霧が晴れないようです。そのような条件の中では上々の成績だと言えそうです。

 少なくともタカ長はそのように信じています。霧でまったく見えなくても文句は言えないのですから、、、、、。